新しいライフスタイルを考える、人気店のスーパー「用務員(主夫)」 藤本雄大(29)

 

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地方創生がうたわれる様になってから、地域には若い人や優秀な人が移住してくることも随分増えてきたように思います。「地域を盛り上げたい!」「新しい暮らしを考えたい!」という人の中には、何かを成し遂げたいという強い思いを持って移住されてこられる方も多くいらっしゃいます。そんな中、自分は「用務員」だ、と奥さん(愛称:キャリーさん)の仕事のサポート役としてあまり前に出ず、それでいて地域に静かな影響を波及させている、藤本さんにお話を聞いてきました。

 

 

【取材班】こんにちは!ご無沙汰です!今日は取材ということで、よろしくお願いしますねー。

【藤本さん】久しぶりやね!取材ありがとうー!よろしくお願いします。

(※藤本さんと取材班はほぼ同時期に田舎暮らしを始めて、結構長い付き合いなのです。)

 

【取材班】いやー、言わずと知れた「キャリー焼菓子店」。とっても素敵な空間ですね!

【藤本さん】ほんと、まだまだやけどね・・!やりたい事はたくさんあるし。でも本当に楽しくやらせてもらってるよ。

 

 

 

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言わずとしれた人気店!「キャリー焼菓子店」

 

【取材班】一時期はシェアハウスやったり、地域の空いてる倉庫でバルをやったり、バリバリ動いてましたもんね。その辺り、今日はお聞かせ頂けると!

【藤本さん】OK、なんでもどうぞ!

 

 

自分でつくる、暮らしのコンテンツ

 

 

【取材班】藤本さんは、出身神戸でしたね?確か大学も行って、企業にも勤めて、それから移住してきたと記憶してるのですが、移住を考えたきっかけって何だったんですか?

【藤本さん】そやなあ、一番はあれかな、紅茶が作りたかったんよ。笑 チャイ好きやし。

 

【取材班】そんな理由で(笑)

【藤本さん】しかも結局、移住してお茶の生産してる会社に勤めるっていう。笑 茶葉を生産するって意味で学ぶ事はほんとにたくさんやったけどね。

 

【取材班】惜しい(笑)でも働いてたって事より、シェアハウスの事やバルの話をたくさん耳にしてた気がしますね。それくらい、地域では話題を起こしている人だった印象があります。

【藤本さん】そうそう、移住してきてすぐ、借りた家を「丹波ボロ家」というシェアハウスとして発信するようになって、最大8人まで住人が増えたり。近くの倉庫で始めたバルも、「ビアガーデン行きたいよな」って話から出たんよね。それも、「行きたいよなー。ないな。自分たちで作ろうか。」みたいな。

 

【取材班】決断の早さがいいですね笑

【藤本さん】手伝ってくれたり応援してくれる人もたくさんいたからね、田舎は何もない分、やったらすぐ知ってもらえたり、始めるハードルが低いってことも魅力かな。そういう発信をしてたかも。

 

【藤本さん】シェアハウスのボロ家もそう、水道光熱費や通信費とか、全部含めて一人1万円くらいで生活してたよ。その時はSNSでボロ家の家計簿を明るみに出したりして(笑)「移住したくてもお金がない、仕事がない」みたいな話に、いくら金なくても、1万円はいけるっしょ?って感じで。

 

【取材班】なるほど(笑)自分でつくれる、って暮らしの固定費が下がりますもんね。

 

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左が藤本さんの塗った天井・右がキャリーさん。「職人のキャリーと用務員の俺の違いや(笑)」と

 

これから作りたいコンテンツ

 

 

【藤本さん】これからは、「LIFE & CULTURE」ってのがコンセプト。大正〜昭和にかけて活躍された芸術家で、陶芸家の河井寛次郎先生の言葉の「しごとが暮らし、暮らしがしごと」を自分たちなりに試行錯誤しながら実践しようとしていきたいなと思う。

 

【取材班】「LIFE & CULTURE」ちょっと若者っぽく聞こえますね。仕事と暮らしを分けない、垣根を無くすような感じですね。

 

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店内には暮らしの器も並びます。

 

【藤本さん】そうそう、そうしたらほんま、一日中働き続けてもしんどくないんよ。ずっと頑張れる。一日8時間「働く」よりも、12時間好きなことやってると、次の日も「あれしよう、これしよう」って毎朝起きるのが楽しくなるんよね。

 

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【藤本さん】キャリー焼菓子店での仕事は「用務員」やねん、キャリー焼菓子店「ケーキ以外担当」笑

 

【取材班】今までの話とその辺が全然結びついてこないですよね・・笑 その辺り詳しく教えてください。

 

 

得意でやりたいことを、仕事にしていく

 

 

【取材班】ちょっと今日は、「主夫」としてのインタビューをしてきたのに、バリバリやってるじゃないですか(笑)普通の話聞かせてください!笑

【藤本さん】なにそれ(笑)いやでも、主夫やってるんやで?用務員よ。キャリー達の昼飯とか作ってるしな、洗濯も掃除もやってるんよ。キャリーは、一日中お菓子作って、焼菓子焼いてってそれが出来るんよね。楽しいみたい。でもその分他の事で苦手な事が結構あって。で、俺は一つの事を集中してできないからさ(笑)だから最初は働きながらキャリーの得意じゃないことの手伝いしてたんや。

 

 

【藤本さん】そしたら、自分は今まで学生の時は野球部のキャプテンやったり、生徒会長やったり、ボロ家でみんなをまとめたり、リーダーとしてやっていくことが多かったんやけど、いざキャリーのサポートしてると、「サポートしてるの、オモロイな、というか俺サポートするのって実は一番得意なことやな」と思うようになっていってね。

 

【取材班】なるほど、それで「主夫」っていうのもアリかなと。

【藤本さん】そうそう、前に出るより、実は裏方の方が得意やったんやね、だから前に出るのは、キャリーで、キャリーが店主。その裏方として支えていく、そいういう生き方もあるんやなって。

 

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それぞれが、得意なことを。

 

 

【取材班】うう・・なんかそれも完全に新しいスタイルに聞こえてきたから余計に「用務員」って肩書きが普通じゃ無くなってきた・・

【藤本さん】(笑)でもほんまこれも「LIFE & CULTURE」やと思う、キャリーはキャリーのやりたくて得意なことをやる。俺は俺のやりたくて得意なことをやる。しかもキャリーはまた俺が作ったランチをInstagramとかに投稿してくれたりな、うまく俺を主夫として転がしてくれてるねん(笑)

 

【取材班】なんかすごい幸せなライフスタイルにしか見えなくなってきてつらいんですが・・笑

 

 

やりたい事をやって生きるには、意外と今まで培ってきたものから離れる事が必要なのかもしれません。藤本さんは都会の暮らしを離れて、田舎に移住してから「自分で創る」という事を経験された結果、最も自分にとって楽しく、得意な事に向き合う事ができたんだなとお話聞いていて感じました。田舎暮らしにも様々なスタイルがあるとは思いますが、もしご興味のある方は、キャリー焼菓子店へ行って、おふたりの「LIFE & CULTURE」を感じてみるのもいいかもしれません。

 

 

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