コミュニティエフエムスタッフ×目指せ養蜂家!

 

高谷 未央さん

FMスタジオのオペレーティングルームで。

2015年7月に丹波に移住。
食品メーカー退職後、縁があり出会ったNPO法人梅田ミツバチプロジェクトに所属。活動を通じて都市養蜂を知り、養蜂技術を学ぶ。契約期間終了を機に丹波へ移住し、現在は9月に開局したたんばコミュニティエフエムの運営に関わりながら養蜂活動を続けている。

田代春佳(以下、春):こんにちは!
高谷未央さん(以下、未):よう来たね、迷わんかった?
右が高谷さん、左がたんばコミュニティエフエムのジグさん。

右が高谷さん、左がたんばコミュニティエフエムのZIGさん

春:とても分かりやすい場所でした。スタジオすごい!なんか緊張しちゃいます(笑)
ここで、高谷さんはどんなお仕事をして いますか?
未:エフエムの事務を中心に、一週間に一度パーソナリティをしています。
今は5時からの収録に向けて原稿を書いているところです。
春:そうなんですね、もうラジオで話すのは慣れましたか?緊張はしませんか?
未:まだしますよ。でも今回はラジオの先輩ZIGさんも一緒に喋ってくれるので大丈夫です。
春:そうですか。話しているうちに頭が真っ白になりそうですけど(笑)。
未:なるなる(笑)。
収録風景を再現してくださる仲良しなジグさんと高谷さん

収録風景を再現してくださる仲良しなZIGさんと高谷さん

春:では本題に入って早速お聞きしたいのですが、高谷さんが丹波に行き着くまでの経緯、出来事を出身まで遡って教えてください。
未:はい。私の出身は姫路市で、社会人になって大阪の食品会社で働きはじめました。そこは畜肉メーカーの会社だったので、生産現場から加工・販売までの流れを学ぶことができました。屠殺されて、私たちの口に入る商品になる。川上から川下までの流れを知ったり見たりしたことは、とても貴重な経験となり、「命の恵み」の大切さを教えて頂きました。
春:素敵な会社ですね。自分たちで屠殺の現場を知っていたら、その命の大切さもお客さまに伝えられますね。そういう経験が、高谷さんの今の考えに大きく影響してるのですね。
未:本当に。諸事情から退職しましたが、入社当時の上司や同僚とは今でも定期的に会う大切な仲間です。その後はオーストラリアに行きました。2014年ですね。英語を勉強しようと思って。行ってみると、オーストラリアではオーガニックだったり、自然を大切にすることを小さい頃から意識する文化があって、そんな環境や教育がいいなと思いました。それで日本に帰って来てからお仕事を探していたら、ちょうど都市養蜂を通じて都市の緑化推進をする活動と出会いました。それが「NPO法人 梅田ミツバチプロジェクト」でした。今も丹波に暮らしながら、週に一回ボランティアとして活動に参加しています。
オーストラリアで知り合った友人が丹波に遊びに来てくれた時。氷上町清住のコスモス畑にて。

オーストラリアで知り合った友人が丹波に遊びに来てくれた時。氷上町清住のコスモス畑にて。

春:そうなんですね、今は自然の多い丹波に来て、着々とやりたいことを積み上げている感じですね。
未:はい、でも流されてるだけなのかもしれません(笑)!食品会社にいた職歴のおかげで梅田ミツバチプロジェクトに関われましたが、当初は「ミツバチって刺すんじゃない?」くらいに思っていました。ハチミツ自体もすごく好きというわけではありません。ですが自分が養蜂に関わりはじめて、ミツバチたちが集めてきた蜜を人間がいただくという過程を見ると、お客さんに、それを伝える大切さをひしひしと感じて。価格だけでなくその向こうにある価値を伝えて、理解した上で購入していただくというのがとても大切だなと。そんな経験もあり、いつかは自分でミツバチを育てたいと思うようになり、契約期間が終わることが決まったのを機に丹波に来ました。
春:ついに丹波に!丹波に来るきっかけとなった出来事はなんですか?
未:きっかけは、丹波市春日町にあるフラワーハウスのオーナーさんが企画した「黒大豆の味噌作りワークショップ」です。場所は丹波市山南町の笛路村でした。それが丹波に足を踏み入れた最初の一歩です。
春:丹波に移住して来てからは、シェアハウスを兼ねているフラワーハウスで暮らしていますね。そこに行き着くまでのきっかけはなんですか?
未:実はその時の味噌を半年寝かして食べたら、すごく美味しくて!それでイベント主催者のフラワーハウスの花田さんに問合せしたところ、次回は黒豆の植え付けからします!という話しを聞きました。その問合せをきっかけに、花田さんがどうして丹波にきたのか、どういう暮らしをしていて、今はどういう心境なのか、いろいろ聞いていたら「あ、なんかいいな」、「来ちゃおうかな」となり(笑)。
春:なるほど、展開がはやいですね!ですが、移住する際にお仕事とか不安はなかったですか?
未:花田さんの話を聞いていると、働くってどこでもできるし、働き方自体も変えることができるなと思って。ここ(丹波市)だったらひとつの会社に勤めるという働き方じゃなくて、いくつかのお仕事を掛け持ちしている人も少なくないという話しを聞いて視野が広がったというか。会社員が長かったので、朝起きて電車乗って会社行って、一日中会社のことを考える生活が「普通」というか、「当たり前」と思ってましたが。それまでいろんなご縁で楽しくやってこれましたが、会社員という期間も一区切りついて、「これからどういう生き方をしよう?」というタイミングの時に、いくつか紹介できるお仕事もあると言ってもらえて、「行ってみたらなんとかなるかな」と思い、来ました。
春:行動力がすごいですね。
未:それで改めて「行きます」って連絡をしたら、花田さんが現在働いているキャンプ場「丹波悠遊の森(※1)」が、ちょうどオンシーズンだから手伝って欲しいというお仕事をいただいて。それで、そこがオフシーズンになる9月からは、今お仕事をしている「たんばコミュニティエフエム」が本格的に始動するのでそちらに移ったらというお話をいただいて、今に至るという感じです。本当に人のご縁に助けられているという感じで…
春:本当にそうですね。ということは、今は「たんばコミュニティエフエム」と「悠遊の森」、あとは養蜂のトリプルワークですね。それぞれのお仕事の割合はどうですか?全部で10だとしたら。
未:ラジオが「8」でミツバチが「1」、週末のみ働かせていただいている悠遊の森が「1」で、8:1:1という感じです。ミツバチは寒い時期がシーズンオフということもあり、割合としては「1」だけど、徐々に増やしていけたらいいなと思ってます。
春:すでにいくつかのお仕事をしていて、本当に人のご縁が活きた暮らし方ですね。ご縁を受け取って、なんでも挑戦してきたからこそ繋がっていくのでしょうね。
未:そうだね、でも本当に丹波の人はいい人が多くて!「いつか飼えたらいいな」くらいで思っていたミツバチも、ご縁あり思いのほか早く手に入りました。丹波でミツバチを飼うにあたり、丹波の気候や土地のことも良く知っている養蜂家の方にご指導頂きたいなと思っていたら、知り合った人に青垣町で養蜂をしている足立さんをご紹介いただき、師匠になっていただきました。
今は市内の農家さんにご協力いただいて、巣箱を置かせてもらっています。冬は日当りのいいところに、夏は涼しいところにご好意で置かせてもらえています。都会だと「こわい」って言われたり、「糞がいやだ」って言われたりして、なかなか見つからないのですが。
師匠と仰ぐ足立さんに、丹波での養蜂技術を教えてもらっています①!

師匠と仰ぐ足立さん

師匠と仰ぐ足立さんに、丹波での養蜂技術を教えてもらっています!②

丹波での養蜂技術を教えてもらっています!

春:すごい、どんどん繋がっていきますね…!
未:うん(笑)。でも、丹波の人の繋がりがすごいと思う。
春:本当に。既にみんなが繋がっていて、誰が何をしているかそれぞれが把握しているから、どんどんご縁が繋がりますよね。では、他の地域を見て比べてから「丹波を選んだ」というわけではなくて、本当に人のご縁を辿ってきたら丹波に行き着いたという感じですね。
未:本当にそんな感じです。
涼しい森にて巣箱設置

涼しい森にて巣箱設置

氷上町の農家さんに場所をお借りして

氷上町の農家さんに場所をお借りして

春:移住してしばらく経ちますが、丹波の暮らしは慣れましたか?
未:はい、15年間ペーパードライバーだった私にとって、丹波の車社会は最初こそこわかったですが、それ以外は食べ物は美味しいし、大抵なんでも揃いますし。でも、不必要に物を買わなくなったかな。都会にいて歩いてると、「あ、これ買っちゃおうかな?あ、こっちにもあった。まあいっか、ダブルで買っちゃおうかな!」とか、いろんな物が視界に入ってきてしまうので。でも、そうやって買ったものって、案外なくても大丈夫なものだったりして。
春:丹波でのシェアハウス暮らしはどうですか?
未:ずっと一人暮らしをしていてそれに慣れてたので、たまに一人になりたくてプチ家出することもあります(笑)。でも、シェアハウスのみんなはそういったことも受け入れてくれるし、何でも話せる仲になってるなと思います。本当に、家族みたいな感じです。
パーティーの多いフラワーハウスのとある一日。左から2番目は住民の関さん、その隣が高谷さん。右から2番目がフラワーハウスオーナーの花田さん。

パーティーの多いフラワーハウスのとある一日。左から2番目は住民の関さん、その隣が高谷さん。右から2番目がフラワーハウスオーナーの花田さん。

春:お互いがお互いの夢を応援しあう環境がシェアハウスにはありますね。
未:そうそう、みんな本当に素敵な人ばかりで。あと丹波ですごいのは、それぞれ活躍している人ってどうしても一匹オオカミ的な存在になるのかなって思うけど、丹波の人ってみんな手を取り合って、なんか「チーム」みたいになってるんです。他のところに移住したことはないから比べようがないですが、丹波ってそういうところなのかなって。
春:高谷さんにとって、丹波はチャレンジできるいい環境のようですね。そんな高谷さんが、これからチャレンジしたいことを教えてください。
未:ミツバチのことで言えば、まずは蜂を増やすことです。今はスズメバチの襲撃にあったり、環境の変化で少なくなってしまっていますが、この間、巣箱を置かしていただいている農家さんが、「コスモスとか植えていいよ!」と言ってくださって。やはり花がまだ少ないのも、なかなか増えにくい原因なので。ミツバチが増えたら周りの農家さんの畑や田んぼにお邪魔して、受粉に役立てたらよいなと思っています。ただ、ミツバチは農薬を吸ってしまうと方向感覚がおかしくなり、いい影響がでないので、農薬を使っていないことが条件になりますが、農家さんにとってもミツバチにとってもWin-Winな環境を作っていきたいなと思っています。今は、そうやって自分が出来る範囲で環境によいことをしていくためのベースづくりという感じです。
春:さっき話しをしていた環境のことが、ミツバチを通してできる…!
未:はい。自分の理想は、環境のことをしつつ、ミツバチがすぐ近くにいるという暮らしです。ミツバチは心の拠り所ですね。養蜂家と名乗るにはまだまだですけど、今は「養蜂家」と名乗れるよう修行中です。私はミツバチを育てるところから、ミツバチやハチミツの良さや価値を伝えたり、環境づくりまでもしていきたいと思っています。そんな暮らしをすることで、「養蜂」を知らない人でも、ミツバチを通じて環境問題に取り組むかもしれませんし、そうなったら本当にいいなと思います。
大切な巣箱

大切な巣箱

春:なるほど…!まずは、その為の土台づくりですね。最後に、そんな高谷さんから、これから丹波に移住を考えている人に一言、お願いします!
未:丹波の人は本当にいい人が多くて、いろんなチャンスを与えてくれます。なので、「来るもの拒まず!」の姿勢で、とにかく来たものにどんどん挑戦するといいと思います。未経験のことでも、人から頂いたご縁であれば「一回やってみる」。そこで開けるかもしれませんし、開かなかったら「合わんな」って思えばいい。そうやって、人から頂いたご縁を最大限に活用して、自分の生き方をつくるといいのではと思います。
春:もっとお話聞きたいところですが、人からのご縁を繋ぎながら自分の生き方や価値観もしっかりと育てていっている、そんな高谷さんとってもかっこいいなと思いました。ありがとうございました!
未:こちらこそ、ありがとう!
FMスタジオ外観

FMスタジオ外観

スタジオからの風景

スタジオからの風景

 

※1 悠遊の森 http://tamba-yuyu.com

 

 

NPO法人たんばコミュニティネットワーク

たんばコミュニティエフエム 
URL:http://www.tanba.info

梅田ミツバチプロジェクト
URL:http://ume-pachi.jp

 

interview / writing:田代春佳

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