丹波で広がるITの可能性!テレワークプログラマ・湯山加奈子さんの提案するそれぞれの働き方

丹波市内のオフィスでテレワーク中の湯山さん

丹波市内のオフィスでテレワーク中の湯山さん

湯山 加奈子さん

それぞれのライフスタイルに応じた働き方が、ITを使って行えたら。そんな想いを着実に丹波の地で形にしている湯山加奈子さん。湯山さんの思う、丹波とITの組み合わせについてお話を伺いました。

麻子(以下・麻):今日はよろしくお願いします。
湯山加奈子さん(以下・湯):こちらこそー。
麻:湯山さんが丹波に初めて来たのが…3年前?
湯:そうそう。それまではずっと東京でプログラマとして働いてたんですけど、ITというものが人それぞれの働き方にもっと使えるんじゃないかなと思っていて、特に子育て中のママさんとかが上手に活用したら仕事の幅が広がるんじゃないかって。そういうことを提案できたらと思っていたら、私が所属していたテック系コミュニティの大阪支部にいた丹波の人を紹介してもらえて、その人に「一度丹波に遊びに来たら」って言われて、2013年の4月に初めて丹波に来ました。
麻:初めての丹波、どうでしたか?
湯:結構すごかった(笑)。土、日、月で来たんですけど、土日は鍋パーティやお花見に連れて行ってもらえて、そこで丹波のIT関係の人とか、子育て支援をしている人とか、起業している人とかいっぱい紹介してもらえて、そして月曜日はいきなり市役所にアポが入ってて。
麻:えっ、すごい展開!
湯:市役所ではNPOの人とか、市議会議員の人とかと会って、私は前々から考えていた「ママさんたちが持っている力を、ITを使ってホームページを作ったりWebの検索の仕方とかに利用したほうが仕事につながる」ということをその場で話して。そしたら「ITをつかってこんなことしよう」というような企画も盛り上がって、丹波でママさん向けのパソコン教室をするという話も持ち上がったから、そしたら丹波に少し住んでみようかなという話が進んで行った感じです。
麻:そんな丹波デビュー、なかなかない(笑)!
湯:で、私が丹波に来るっていうことになって、働くところと住むところは用意してもらえて。住んでたところは、春日町のシェアハウスで、同じように移住してきたメンバーとシェアハウスをして、地域のデザイン事務所でも働くことになりました。
麻:最初に遊びに来たときと、住んでみてからと、丹波の印象は変わりましたか?
湯:最初は、そんなすごい田舎でもないし、氷上のショッピングセンターのあたりとか通ってると普通の街だな~と思ってました。でも住んで毎日通勤してると、東京では毎日同じ、景色の変わらないビルを見ながら通勤してたけど、丹波では春は緑が芽吹いたり、秋は霧がかかったり、そういう変化があることで田舎なんだなって実感したところもあります。
麻:しばらく丹波に住んでたけど、今は丹波と東京を行ったり来たりしているとか?
湯:そうそう。テレワークというスタイルで働いてるんだけど、私の場合はパソコンがあればどこでも仕事ができるというか。今は丹波に住んでた時に勤めていたデザイン事務所から仕事を受けることもあって、実際に行かなきゃいけないのはイベントの時くらいなんです。でも、やっぱり顔を合わせたほうが仕事がうまくいく場合も多いから、時間を見つけて丹波の事務所に顔を出すようにしています。
麻:丹波でテレワークするのと、東京でテレワークするのって違いがありますか?
湯:東京は結構きちんと仕組化されていて、たくさんのツールを使って効率が重視されているイメージがあります。丹波は、どっちかというと効率と仕組みだけではうまくいかないこともあって、それ以外の人とのつながりとかを大切にしないと進んで行かないことが多い。最初はそれが分からなかったけど、丹波に1~2年住んでいるうちにわかってきました。
麻:行き来をして仕事をするのは大変ではない?
湯:ずっと一つのところにいると、それはそれでルーティンワークみたいな感じになってしまってマンネリ化しちゃうところが私にはあるみたいで。時々都会に行って刺激を受けたり、学びを得て帰ってくるとまた新鮮な気持ちで丹波で頑張れるというか。都会も都会で、住んでしまうとしんどい部分があるけど、時々行くと楽しいし、人もいっぱいいるし。
麻:良いとこどりできてるときよりも、イメージですね!IT業界って何となく人と関わらないイメージがありますが、人がいっぱいいるのが楽しいと感じてるんですね。
湯:人のことは興味あります。静岡では接客業についていたこともあって。それにやっぱりITって人が便利になるための道具だから、人と付き合わないと分からない。もともとITの面白みをそれほど感じていたわけではないかもしれないけど、丹波に来てからの方が面白みを感じています。丹波では東京で働いているときよりも、サービスの必要性が見えやすかったり、おじいちゃんがSNSを使うことの効果が見えたり。丹波では良いものがあるのに発信できないことが多いから、ITの可能性を感じています。

地域の人たちの企画したイベントの集客をITを使って呼びかけるなど、地域の中に溶け込んでいる湯山さん。写真はスイカ狩りイベントの際のもの

地域の人たちの企画したイベントの集客をITを使って呼びかけるなど、地域の中に溶け込んでいる湯山さん。写真はスイカ狩りイベントの際のもの。

麻:今丹波ではどんな仕事をされていますか?
湯:今、個人では、ママさんにコーディングを教えたりもしてる。丹波に来てからかかわっていたママさんのパソコン教室では、フリーランスのデザイナーさんとしてちゃんと仕事をしているママさんもいるし、コーディングを教えているママさんと、そのデザイナーさんとコラボでウェブサイトとかできたら楽しいだろうなって考えています。
麻:人と人との才能を合わせてコラボレーションできたら楽しそうですよね。
湯:何となく昔から、人が、自分と合わないことをしているのは見ていられないところがあるというか。自分に合う仕事や働き方をやっていったら、みんな幸せに生きていけるんじゃないかなって思っています。
麻:本当にそうですよね!最後に、湯山さんのこれからの展望を聞かせてください。
湯:「丹波にいつまでいるの?」って良く聞かれるんだけど(笑)、そこは全然考えていなくて、必要とされている場所で必要とされていることをちゃんとやっていきたいなと思っています。丹波でITの可能性を広げたいというのは、これからもやっていきたいと思っています。その中で東京で得られるものや、つながりも大切にしていけたらいいな。

丹波市内のキャリー焼菓子店にて。右:湯山さん、左:キャリーさん

丹波市内のキャリー焼菓子店にて。ひとつのところで閉じこもって作業するより、時にはカフェなどで時には気分を変えてお仕事する方が集中できるのだとか。右:湯山さん、左:キャリーさん

 

【TURN WORDS】

「それぞれが自分に合う仕事や働き方をやっていたら、みんな幸せに生きていけるんじゃないかな」
自分の置かれている状況から可能性が見いだせず、挑戦に二の足を踏んでしまう時。ITはそこから可能性の光を見つけることができるツールとなる可能性を持っています。丹波とITという一軒異色な組み合わせが、丹波の可能性をもっと広げてくれる。湯山さんが提案するのは丹波と、それぞれの生き方のコラボレーションツールとしてのITであるのかもしれません。

interview / writing:済木麻子

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