7月5日:たんば“移充”計画:盆栽師から学ぶ暮らしを豊かにするヒント

たんば”移充”計画では、丹波市へ移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしをするお手伝いをするため、交流会を実施しています
2025年7月5日(土)「盆栽師から学ぶ暮らしを豊かにするヒント」を開催しました。
丹波市に移住をしてゆっくり自分の時間を過ごすと思っていたけど毎日することが多いな。
仕事はもちろん家事に畑に、はたと気づけば草刈りの日々。
日頃の慌ただしい時間とは別に静の時間を持ちたい。自分を忘れて何かに没頭したい。
そんな思いを抱いている人も少なくないのではないでしょうか。
その時間は実は豊かな時間だと改めて気づきますね。
今回のイベントでは、盆栽という小さな世界で自由に表現したり、静の時間を持つことで自分を再発見したり、
移住者間の新しい繋がりや情報交換の場にもなりました。
イベント詳細はイベントページにて。
7月とは思えない暑さ!
7月の5日だというのに気温はぐんぐんうなぎのぼり!
大変暑い中ではありましたが、当日欠席の方もなく14名の参加者とスタッフ2名、合計16名の満員御礼の賑わいになりました。
ご家族で、パートナーと、単身で、年代も様々のご参加でした。
盆栽は老若男女問わず楽しむことができるのだなと思いました。
自己紹介で丹波市のお気に入りの景色はどこですか?という質問では、水分れ公園の神社(いそべ神社)
だったり、三尾山を望む景色や、パラグライダーが飛んでいる景色など、あー私もそこ好きー!
という共感の声も聞け、和やかな雰囲気で交流会のスタートです。

自然と心を育む BONSAI LABO Tamba
今回の講師は、BONSAI LABO Tamba を主宰されている、宮里凜太郎さん・宮里こずえさん
そして、イベントの準備からお菓子を配ったりお手伝いくださった、小さなスタッフさんたちは宮里ご夫妻のお子さんたち。
イベントが始まる前からすでに癒された参加者もいらっしゃった事でしょう!
講師の自己紹介では、物件の購入から庭の開拓や工房の改装をご家族でされた経験談をお話くださり
ご夫妻のお人柄が垣間見れ、盆栽って少し敷居が高いのではないかしら?
と思っていた私は、ご夫婦のお話との良いギャップが生まれ、勝手ながら親近感を抱きました。

個性がキラリと光る自分だけの盆栽に
3つのグループに分かれ、小さなサイズの様々な鉢と色々な形をした松の苗木があり、自分のお気に入りを選びます。
一人一人の個性がでる瞬間で、モダンな白い鉢を選ばれたり、枝が何本も分かれた松を選ばれたり、
鉢と松のマッチングがまた楽しい時間です。
講師の先生の指南で根をほぐして鉢に植え替え、
松の長くなった針をカットする人、角度を調整する人、自分の感性を活かして自由に盆栽を作っていくところが面白い!
余談ですが、遠目で確認したところ、私の夫は器を作る仕事をしているので、抹茶茶碗のような鉢を選んでいました。
夫さん、ナイス!






お隣の参加者さんや前の席の参加者さんはどんな鉢や松を選ばれたのかを見たり、聞いたりと
話のきっかけになり、そこから交流がはじまるのですね。
あっという間に時間がすぎた盆栽ワークショップでした。
のども乾いたところで、お茶の時間。
小さなスタッフさんたちお菓子をお配りくださり、お手伝いありがとう!
和やかな雰囲気の中、皆さんリラックスして盆栽のことを聞いていらしたり、移住者の方々の交流の時間になりました。
その後参加者の皆さんで、数多くの盆栽があるお庭へ。小さな盆栽や変わり盆栽、立派な盆栽
赤い実がついた盆栽など、見るだけでも来た甲斐あったな、と思わせてくれる素敵なお庭を拝見しました。


盆栽を通して繋がる輪
私の前の席にいらした方が
ほんとに偶然だったのですが、私の甥っ子と同じ地区でお知り合い!
丹波の片隅で同郷のかたとお話でき地元ネタに花が咲きました。
なんだか一気に距離が縮む(笑)
このように移住者同士でお話が盛り上がり、時間もなんぼあってもええ!
というような楽しい交流会になりました。
最後は参加者の皆さんと、相棒の盆栽を手に写真を撮り終了となりました。
参加者の皆様、宮里様ご夫妻、お子様方、BONSAI LABO Tambaスタッフの方々楽しいお時間をありがとうございました。
暑い夏ですが、盆栽も元気です。

たんば”移充”計画とは
丹波市への移住希望者や移住された方が、地域に根付いて豊かな暮らしのお手伝いをするために、交流会を実施したり、移住者向けのおすすめ情報などを発信するプログラム。
詳細や過去の開催レポートは「たんば”移充”計画」からご確認ください。

イベントレポート
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