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イベントレポート たんば"移充"計画 2022.09.17

|開催レポート|たんば”移充”計画交流会「自然の中で美味しい朝ごはん」

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たんば”移充”計画では、丹波市へ移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしをするお手伝いをするため、交流会を実施しています。


 

2022年9月11日、今年度初のたんば“移充”計画「自然の中で美味しい朝ごはん」を開催しました。

自然豊かな丹波市に暮らしたいと移住される方が多い中、実際には自然の楽しみ方が分からない、自然の中に潜む危険を知らないといった声もよく聞きます。という声にお応えして企画しました。

「自然の中で食べる朝ごはんは、とにかく美味しい」

そう豪語するのは今回講師に来ていただいたBPMC(バックパックモーニングクラブ)のお二人。丹波市内で、リュック1つで早朝から登山をして、みんなで朝ごはんを作って食べる活動をされています。共にUターンであり、現役の子育て中のお母さん・お父さんでもあります。一度丹波市を出たからこそわかる丹波市の魅力を、我が子にも教えたい!という思いも持って活動されています。

前日まで雨が心配されましたが、当日は途中から汗ばむほどの陽気に。参加者は、Iターン11名・孫ターン1名・移住前3名・スタッフ5名、の合計20名(うち子ども4名)。

料理開始は火起こしから

みなさんのお気に入りの朝ごはんも教えてもらいながらの自己紹介後、まずは、子どもを中心に火起こしから!

 

火は怖いからやりたくない

最初はそう言っていた男の子。大人はその気持ちを否定せず、見守ります。すると、他の子どもたちが火をつけるのを頑張っているのを見て、勇気が出たのでしょう。気が付くと一緒に火をつけているではありませんか!!!

  

田んぼにある材料だけでご飯をたく

お米を収穫した際に出るもみ殻に火をつけ焚いていきます。火加減も特になく、もみ殻が燃え尽きたら蒸らし時間を置き、炊きあがります。燃えつきたもみ殻も、畑にまいたら土壌改良になるそう。

 

自然の中でより安全に楽しむために必要なものとは

料理を火にかけている間にテントの張り方・タープの張り方・最適な服装や靴・救急セットの内容や危険な生き物の対処の仕方などなどを講師陣から学びます。

食事開始

メニューは
・ダッチオーブンで蒸した丹波ローカルの野菜とソーセージ
・もみ殻で炊いた丹波産新米
・丹波ポークの豚汁
・焼き芋

と、丹波市の美味しい食材をふんだんに使ったものばかり。みなさん、森の中で思い思いの場所でいただきます。


焚き火を囲んで

すでにお腹はいっぱいですが、焚き火を囲んで色々炙って食べるのも、自然の中で食事を楽しむ醍醐味の一つです。ちくわ・チーズ・地元では有名な豆腐店の厚揚げ・めざし・マシュマロなど、各自自分で淹れた(もしくは淹れてもらった)コーヒーを片手に、焚き火に集まります。

焚火を囲むと、ついついなんでも話してしまいますね。

そうなんです!今回の企画はそれも狙いだったのです。

一緒に作業し、火を囲み、食事をするという原始時代から変わらないであろう人と繋がる三要素が揃っている。

わざわざ相談窓口に来てまで話す内容ではないと思われがちなことも、焚火を囲みながら伺う機会になりました。移住後にどんな暮らしをして、どんなことが楽しくて、どんなことを大変に思っているかなど、直接みなさんの移住後の暮らしを知ることができました。そして参加者の方が、こちらから促すこともないうちに、それぞれ連絡先を交換されていたのも、とても印象的でした。

たんば“移充”計画とは

丹波市への移住希望者や移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしするお手伝いをするために、たんば“移充”計画の会員同士で交流会を実施したり、移住者向けのおすすめ情報などを発信するプログラム。

詳細や過去の開催レポートは「たんば“移充”計画」からご確認ください。

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開催されたイベントの様子を、参加した相談員の視点でレポート!
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