|開催レポート|丹波市起業家ネットワーク交流会(第4回)
株式会社まちづくり柏原、丹波市商工会、そして我々たんば“移充”テラス3者合同で始めた、起業家ネットワークの第4回目を先日12月2日(土)、Tamba Creative HUBにて開催いたしました。
当日の参加者は、7名+子ども1名でした。ちなみに男性3名、女性4名。
※なお、関係者はカウントしておりませんので、写真に写っている人数は多めになっています。
3者案内と、ゲストの自己紹介からスタート!
はじめましての方もいましたので、株式会社まちづくり柏原、丹波市商工会、たんば“移充”テラスがそれぞれどんな活動をしているのか紹介。
その後、今回のゲスト、清水健矢さんにどんな参加者がお越しになっているのかを把握してもらう為にさらっと皆さんから自己紹介。
そして清水さんから自己紹介をしてもらいました。
丹波市に来る前のことから、今に至るまでの経緯。やってこられたこと。
中でも『起業されるなら皆さんも気になるでしょうから』ということで、清水さんの今の経営状況の売上割合(どの事業で生活が成り立っているか等)まで教えていただき。
皆さん興味津々で聞き入っていました。
1時間半。ひたすら質疑応答!
今回も多種多様な質問が問いかけられていました。
◆自分が関わる地域でマルシェをしたいと考えているが、なかなか同意が得られず進められないでいる。どのように進めていくべきか?
◆観光のお仕事はどんなことをされているか?
◆丹波市内での消費だけを狙って事業として成り立つかどうか?
◆Tamba Creative HUBはなぜ大名草につくったのか?
◆Tamba Creative HUBの客層は?
◆清水さんはなぜ大阪から丹波に?(移住された理由)
◆web制作の仕事は元々経験として技術があったのか?
◆これから新規就農する農業は、どうプロデュースしていくべき?
◆毎日同じ服を着ている理由は?
◆自分で自分の道を切り開くマインドはもとからあったか?
◆芸大に通うことになった理由は?
◆これからイラストレーターとして生計を立てる為にはどうやっていけばいいか?
◆事業の計画を立てているところで、ターゲットの設定をどう定めるか、その後設定から軌道修正をかけていく際どうしていくべきか?
等
今回もゲストからの回答だけでなく、すでに起業されている参加者が色々アドバイスを挟んでくださったり。
清水さんにはのっけから包み隠さず、どストレートにお応えいただき。色々参考になったんじゃないでしょうか。
後半は、参加者同士の交流を深める為の振り返りワークショップを開催。
3人一組にわかれてもらって、前半を振り返り。
映画とかでもよくあることで、大体最初に出てくる感想って『めっちゃよかった!』『ものすごい感銘を受けた!』等、すごくざっくりとしていますよね。本当は色んな物事があって、それらをひとまとめに言えばそうなるといった具合で、ざっくりとした感想に色んなことが詰まっていたりします。
なので、まずは話を聞いてどうだったか?の感想をざっくりと共有してもらい、それからなぜそう感じたのか?何がそう感じさせたのか?とそれぞれ深堀りしてもらいました。
結局よかった!だけで帰ってしまうと、何がどうよかったのか、勉強になった!だけだと、何がどう勉強になり、どう自分に活かせそうかがよくわからないままになります。
こういったことはとても初歩的なことのように思われそうですが、これから起業をしようという人や、起業してこれから軌道に乗せようという方が多かったので、しっかり時間をとって行うようにしました。
総括
アンケート結果としては、今回お話いただいた清水さんからのブランディングについて、きちんと固めていこうと思ったという方や、『とにかくやってみることが大事』というお話に共感を持った方が多数。やってみるって大事ですね。
あと、初回から一貫して『参加者同士の交流』に意義を感じる参加者が多く、次回の5回目はそちらを考慮し、参加者の、参加者による、参加者の為の回となる予定です。
次で今年度の締めくくり。集大成にしていきましょう。
次回、今年度最終回!2/3(土)参加者交流ピッチイベント
ここまで参加いただいた方々のアンケートを踏まえますと、皆さんがこのネットワークに求めているものは何よりも「参加者同士の交流」であることがはっきりしてきました。
参加者同士がより深く繋がるためには、参加者自身からの発信がないと難しいということで、今回は参加者による、参加者のためのピッチ(プレゼン)イベントをすることになりました!
『参加者交流ピッチイベント』
起業者一人一人は世間一般的に見ればとても弱い存在。株式会社に至っては創業から10年経って存在しているところの方が少ないくらい。
でも、みんな様々な分野で非常に優れたスキルや知識を持っていて、他分野・他業種の人からするとそれらの話は目からウロコだったりしますよね。
それらをお互いに、自身の持っている知識や知恵、スキル、ノウハウ等を共有し、助け合いながら成長していくことができます。それがやはり、集う意味、意義に繋がる気がしています。
もちろん、参加者の皆さんは自身の事業に繋げたい気持ちがあって本ネットワークに参加されていると思いますが、別に仲良くもなっていない、相手をよく知っている訳でもない、どういう考えの人かもわからない中でいきなり自社の営業をされても、自宅に突然来る訪問営業と同じで、どれだけ内容がいい商品でも即座に買おうとはなりませんよね。
なので、まずは何より、自身の持つ知恵、知識、スキル、体験等をおもいっきり共有していただく。それが気持ちいいくらいストレートなものであるほど自然と「この人はすごい色んなこと知ってるなあ」「この人はすごい経験してるなあ」と思われます。そうした役立つ知恵や知識を受けると「こんなに有益なことをさらっと教えてくれるなんていい人だなあ」「この人は信頼できる」となってきます。
この信頼感が、結果的に「この人に仕事のことを相談したいなあ」「一緒に仕事できないかな」と繋がっていくものじゃないかなと思っています。
登壇してお話していただくことは、仕事のことでも趣味のことでも構いません。
また、登壇する側ではなく観覧するだけのオブザーバー参加も可能にします。登壇者も多くの人に聞いてもらうことが自信にも励みにも繋がりますし、聞き手の応援があってこそ気持ちよく話せるものもありますので、聞き手も大事な役割。
運営はあくまで事務。主役は参加者の皆さんです。是非一緒に盛り上げていきましょう。
イベント詳細
【日時】
2024年2月3日(土)13:00~17:00
【場所】
黎明館
兵庫県丹波市柏原町柏原688-3
https://www.reimeikan.org/
【定員】
30名
※ピッチ登壇は最大15名となります。観覧だけのオブザーバー参加も可能です。
【スケジュール】
13:00~ 開会の挨拶
13:15~ プチワーク
13:30~ 参加者によるピッチ×5分×15人
15:00~ 休憩
15:15~ 参加者交流ワークショップ
16:30~ アンケート回答、解散
17:00~ 希望者のみで懇親会
【参加費】
無料
※本会終了後の懇親会は自費となります
イベントレポート
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