|開催レポート|丹波市起業家ネットワーク交流会(第3回)
株式会社まちづくり柏原、丹波市商工会、そして我々たんば“移充”テラス3者合同で始めた、起業家ネットワークの第3回目を先日10月28日(土)、FOREST DOORにて開催いたしました。
当日の参加者は、11名でした。ちなみに男性6名、女性5名。
※なお、関係者はカウントしておりませんので、写真に写っている人数は多めになっています。
3者案内と、ゲストの自己紹介からスタート!
はじめましての方もいましたので、株式会社まちづくり柏原、丹波市商工会、たんば“移充”テラスがそれぞれどんな活動をしているのか紹介。
その後、参加者から今回ゲストでお話いただく竹内さんと丸山さんから自己紹介。
そこから、参加者の皆さんにも簡単に自己紹介と、お二人に聞きたいことを回していく感じでスタート。
最後余った時間でお二人の対談、と思っていたんですが、まさかの時間余らずで(笑)
一人一人に丁寧にお応え頂いたらそれでお時間となりました。
1時間半。ひたすら質疑応答!
今回も多種多様な質問が問いかけられていました。
■人からお金をいただきにくくて結構ボランティアになりがち。どう営業していけばいいのか。
■養蜂をしていきたいが販路開拓をどう進めればいいか。
■起業して数年。今のPR活動に限界を感じている。どう進めていくべきか。
■丹波市はどういう特性があって、どう営業・販路開拓していくのがいいのか、その一般的な傾向を聞きたい。
■土地を所有していて、テナント等を建てて収益をあげていきたいと考えている。どう進めるべきか。
等
ゲストからの回答だけでなく、すでに起業されている参加者が色々アドバイスを挟んでくださったり。
参加者全員で、各参加者の相談に乗っているという雰囲気で時間が流れていきました。一方通行にならないネットワークにしたいと考えてやってきているので、その光景はなんだか感動的でした。
後半は、参加者同士の交流を深める為のワークショップを開催。
3人一組にわかれてもらって、前半の対談を振り返り。
講演とかセミナーとかでもありがちですが、『自分は結局何を学んだか?』『自分は何に感銘を受けたか?』とかは、自分の口から出してみないと整理がつかなかったりしますよね。インプットしたらアウトプットする、そこまでがセットのような気がしています。
それから、参加者の皆さんがそもそもどういう思いで起業したのか、起業しようと考えているのか、その根っこの思いに触れるワークショップを開催。
専門用語でいうところのストーリーテリングというもので、例えば同じ「農業」をする人でも、
『子どもがアレルギー体質なので安心して食べられるものを自分たちで作りたいと思って』という人もいれば、
『先祖代々やってきてるから、自分としては農業なんてしたくなかったけど、どうしてもやらなあかんくなって仕方なく』みたいな人もいるでしょう。
この、どういった背景をもっているのかを聞いたら、印象が変わってきますよね。
逆に、この背景からきちんと話さないと、どう伝わるかわからないですよね、一言に『農業したいんです』といっても。
なので、これから交流を積み重ねていかれようとしている参加者の皆様には、その土台からしっかりと話していただくこととしました。
総括
アンケート結果を拝見するに、過去一番満足度が高かった印象でした。
毎回、定員=会場の最大キャパで設定していますが、今回のように半分くらいが実は満足度としてはちょうどいいのかなと思いましたね。
飲食店が沢山集まるエリアに出て、『今日はいっぱい食べるぞ!』と思っても胃袋は一つしかないからそんなに食べられないのと一緒で。
沢山の人と知り合いたい、繋がりたいと思っても、それはやはり一度になされるものではなく、一人ずつ丁寧に関わっていくのがいいんでしょうね。
今回、参加者同士の交流をしっかり行ったためか、会のあと参加者同士が沢山交流されている様子が見受けられました。
自分のこともしっかり話をして、人の話もしっかり聞く。コミュニケーションの根本かなと感じました。
あと、今回オンライン参加を受け付けていて、お一人zoomで参加されていたんですが、電波が悪かったのか、機械の音量をMAXにしても囁くような声がうっすら聞こえる程度で、ちゃんとした受け答えができませんでした。非常に申し訳なかったなと反省しております。
移住と起業をセットで考えている人等、丹波市在住ではない人の為にオンラインはあるべきと思っていましたが、会場を毎回変えているのと、各会場全てにおいて電波が安定して供給されるか保証ができない部分もあるので、今後どうするべきか、担当者と話し合いをしました。
結論としては、今後はオンライン参加はなしにしようと思っています。
理由は
①参加者同士の交流を主にしていきたいので、それはオンラインでは難しいこと
②どうしてもリアル参加の人の方が多く、オンライン参加の人はここまで毎回少ないこと
等から、今後は録画しておいて、ネットワーク参加者には後日閲覧できるようにしていこうということになりました。
予めご了承ください。
次回は12/2(土)『清水さんに聞く!丹波市内でサービス業を経営し続けていく為のヒント』
第2回目と同じく、4回目は主に起業検討中の人向け(と言っても、起業済の方もご参加いただけます)。その中でも今回は「サービス業」。
『清水さんに聞く!丹波市内でサービス業を経営し続けていく為のヒント』
2019年に丹波市へ移住し、「水分れ茶屋 by Amhara Coffee Stand.」「みわかれマルシェ」「Tamba Creative HUB」等を次々と起こし、地域の繋がりを作ることに重点を置き、様々な人を場に繋げ、プロデュースされている清水さん。移住相談窓口で出会う人たちの中でも、「清水さんに色々相談してるんです」「清水さんには色々お世話になってるんです」と耳にすることも多かったりします。
そんな清水さんに、これからの時代この丹波市内でどうやってサービス業を続けていくのか。今立ち上げるならどういうサービス業が求められるのか。
そのヒントを参加者の皆さんで探っていきたいと思っています。是非、『こういう話が聞きたい!』という話題をもってご参加ください!
◆清水健矢さん
大阪から丹波へ移住し、地方創生に取り組む28歳。
丹波市移住歴4年現在、企業のPRマーケティングデザイン、コミュニティコーヒースタンド経営、地域イベント企画開催、起業促進古民家コワーキングスペース、丹波市観光サイト運営を主に行なっている。
趣味は旅行で今まで30ヵ国旅した経験があり、エチオピアが最も印象に残っている国。毎日同じ服を着ている。
※詳しくはこちら↓↓
https://tamba.keny.jp/profile/
イベント詳細
【日時】
2023年12月2日(土)14:00~17:00
【場所】
Tamba Creative HUB
兵庫県丹波市青垣町大名草520
https://onaza-creative.com/
【定員】
15名
【スケジュール】
14:00 開始、挨拶、三者紹介
14:10 参加者自己紹介
14:20 清水さん自己紹介
14:30 清水さんに質疑応答
16:00 休憩
16:10 3,4人に分かれて交流兼振り返りWS
16:50 アンケート
17:00 解散
【参加費】
無料
イベントレポート
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