|開催レポート|「たんば”移充”計画」交流会 『旦那(地元)・嫁(Iターン)の嫁を自由にする会』
「たんば”移充”計画」では、丹波市へ移住された方が地域に根付いてより豊かな暮らしをしていただくために、移住者と地域の方との交流会を実施しています。
今年度3回目のたんば”移充”計画 交流会は、【旦那(地元)・嫁(Iターン)の嫁を自由にする会】!!「嫁(Iターン)の会」と「嫁を自由にする会・パパ&子ども」に分かれて2つの交流会を開催しました。その様子をそれぞれ紹介したいと思います。
|「嫁(Iターン)の会」
今回は4名の方が参加されました。(旦那様地元:2名、旦那様Iターン:2名)一緒に参加した相談員の戸田(一児の母)よりレポートします!!
集合場所で旦那さんに子どもを預け、お嫁さんたちだけで「あずき工房やなぎた」さんへ移動。
この日は琥珀糖作りのワークショップと交流会の2本立てということで、
まずはイラストレーター・デザイナーである吉竹惠里さんより琥珀糖の作り方を教わりました!
『煮つめすぎると飴になってしまうので、見極めのタイミングが大切』という説明を聞き、参加者の皆さんの目も真剣!!
いつもなら子どもがいるので聞き逃してしまうことも、「このぐらいでいいか」と妥協してしまうことも、この日には必要なく皆さん思い思いの琥珀糖を作って楽しんでおられました。
自分のことだけを考えられる時間って、子育て中のママにとって簡単に取れる時間ではないのでしょうね。
そして、出来上がった琥珀糖はこちら!!
琥珀糖作りを終え、ランチは「あずき工房やなぎた」でいただきます。
今回の参加者は子どもが高校生という方から一番下は1歳のお子さんも。皆それぞれで悩み事は違いますが穏やかな空気の中交流会がスタート。
・子どもが小学校に上がるまで保護者間の繋がりも薄く、特にワーキングママにとって友達が作れるような機会がなく困った。
・丹波市内のサービス(子ども園やアフタースクール等)の利用時間が短く、丹波市内に祖父母や親戚がいる前提で考えられているのではないかと感じることがある。
こういった悩みも挙がり、Iターンママにとって『親戚の様に助け合いができる友達作りをする』ということも、充実した生活を送るには大切になってくるのだと感じました。
上記お悩みに対して、先輩ママやアドバイザーの山崎和歌子さんからは以下のような体験談が挙がりました。
・共通の趣味を持った友達ができたことで、子育てをしながらもやりたいことを楽しむことができた。
・環境がなければ自分で作った方が早い。気遣いする必要のあるグループに入るより、自分で作る。
なるほど。「居心地の良い場所は自分で作り出さないと生まれない。」という言葉が参加者の胸に刺さりました。
要するに、自分次第で楽しく生きることができるんだよということ。とても前向きな言葉に、参加者の方からも「こんなことしてみませんか?」「こんなところに行ってみませんか?」という声も上がりました。こういった≪きっかけ≫から何かが生まれていくといいですね。
|「嫁を自由にする会・パパ&子ども」
変わりましてパパと子どもが参加した会について、同じく相談員の井口(二児の父)よりレポートをお送りします。
マリオさんこと山崎春人さんによるこどもの森案内と野遊びの数々により、退屈な時間は一切なく楽しい時間となりました。
最初はこどもの森内にあるものの紹介。ブランコやハンモック、ツリーハウス等。
紹介している間にも子供たちは一目散に遊びに。当然ながら子供たちには長いしっかりとした説明よりも一回遊ぶことの方がよっぽど大事なんだなあと。
BBQの火をおこしている間に、多羅葉(タラヨウ)の葉っぱに字を書いて遊んでみたり。
皆さん、多羅葉ってご存じですか?ハガキのもとになった植物で、字が書ける上に、現代でも切手を貼ればハガキとして出せるんだとか。(但し、切手がはがれやすいそうです笑)
BBQでおいしいご飯を食べたあとはこどもの森の散策。
散策しながら笛のように音が出せる葉っぱで遊んでみたり、ママ達へのお土産としてコナラの木を使ってえんぴつのようなモチーフを作ってみたり、四つ葉のクローバーを探してみたり、本当にず~~~~~っと、野遊びし尽くしまして、あっという間に時間がきたという印象でした。
それにしても、3歳以上の子供達はマリオさんが紹介する野遊びに夢中になってくれてましたが、両1歳児はそうはいかず。
食事や排泄処理、危険な場面の先回り回避等、手と気をとられることが多く、副次的な目的としていた旦那同士の落ちついた対話や交流が予想以上に困難でしたね。
「普段どこに住んではるんですか?」
「移住してきはったんですか?」等
会話が軽く始まったら即座に子供の何かが挟まって。そのうちパパを自由にする会とかやってもらわないといけませんね笑
それでも、旦那側の優先する目的はもちろん“嫁を自由にすること”。
なので特にそれで不満があるかと言われると今回はそうでもなかったかなと。
総じて子供同士が野遊びを通じて終始楽しそうに遊んでいたこともあり、日常では味わえない充実感が旦那側、子供側にも感じられ、非常に有意義でした。
やはり3歳児未満はどうしても親元から手放せない状況が発生するので、親同士の交流も目的としてしっかりと行うならば追加で保育士の支援を手配するとか、なんらかの対策が必要と感じましたね。
また、本旨からは逸れる話ですが身近な自然での野遊び体験は、「こんだけ何もなさそうなところでこんだけ時間が潰せるんだなあ」という感覚もあって。自分たちの住んでいる地域でもこうやって遊ぶことができるんだなというのがいい体験でした。
終わりに・・・
今回、「土曜日は仕事だー!日曜日だったら参加したかった」という声も多く頂きました。
次回交流会も、皆さんから頂いたアンケートを基にイベントを実施していきたいと思います。
これまでに参加された方も、初めましての方も。またご参加くださいね(^^)/
過去の開催レポートや詳細は「たんば“移充”計画」からご確認ください。
今年度もTurn WaveHPにてイベント開催についてお知らせしていきます。お楽しみに!!
イベントレポート
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