相談員ブログ

相談員ブログ 2022.12.12
中川ミミ

ミミ家:自治会マッチングを受けました

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

私が住まいるバンクで家を購入して入居するまでのあれこれをご紹介する「中川、家を買う」シリーズ。今回は、契約前の資金調達と自治会マッチングについてのお話しです。

先週末も私だけで3件開催したマッチング。住まいるバンクの取り組みで、物件契約前に購入者とその物件がある地域の自治会関係者をご紹介するというものです。

そもそも自治会とは、地域で住民同士が支え合って暮らすため、丹波市内ではその多くが世帯単位の会員組織として運営されているようです。その実情は地域ごとの特色が強く出るうえに、内容変更されることがあるため、まとめることが出来ない。そんななかで、それぞれの地域に不動産を所有したら地域から何を期待されるか?を相談員立ち合いのもと事前に確認できる貴重な機会として喜ばれています。

自治会規約など詳細情報は対外的に公開されておらず、話し合われる内容はプライベートなことがほとんどなので、たんば”移充”テラスでも機密扱い。が、今回は自分のことなので、できるところまで開します!

当日は、公民館に自治会長、仲介業者、住まいるバンク担当者と購入者の私。自治会からの説明に対して詳細を確認するスタイルで、写真のような内容に触れられます。

民家が密集した地域で総面積が小さく、管理している山林や農地もない場所にある、一部店舗を含む全20世帯の自治会。年間の自治会費は合計約3万円。全世帯対象の環境整備は年2回ほどだけど不参金はなし。お祭りなどの行事ごとは年3回ほど。村入り費用(市内ではもうほとんど聞きません)、テレビの共聴組合(電波が届きにくい場所で住民が共同でアンテナを立てて管理している場合)、婦人会や子ども会(該当者が少なく廃止)、共有財産管理に関する作業と支払い(そもそも対象の財産を持たない)、全てなし。

それにしても、街道筋として形成されたエリアで、歴史もあるし先祖代々ここに暮らす家族も多いため、さぞかし色々な取り決めがあるのだろう…と思っていましたが、見せてもらった規約も説明内容もすべてがとってもシンプル。口伝のローカルルールを探ってみたけど、それもなし。ちょっと拍子抜けな感じもあり、あとは暮らし始めてからのお楽しみにしたいと思います。

そして利用者として経験してみて再認識できた利点も。マッチングの場で、あらかじめ支払うべき金額やその使い道など金銭面での詳細が確認できたこと、やむを得ず不参加になる場合の対応が知れたこと、そして何より、こちらの家族構成や仕事などの事情を説明してどれくらいの距離感で地域と関わりたいと思っているかを伝えられました。いわば、双方の期待値をすり合わせたところから関係構築に取り掛かれるという点、物件購入に向けた大きな安心材料に。ぜひこれからマッチングを受ける方には、その辺りをヒントにしてもらいたいと思います。

#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(41)

【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】
ちなみに自治会マッチングは、購入がほぼ決まった段階で開催します。つまり物件購入とリフォーム費用の調達目途が立ってから。我が家の場合、ローンを検討し銀行にも相談してみたうえで、ニコニコ現金一括払いを選択しました。個人的ファイナンシャルプランによるものなので参考にならないかもしれないけれど、審査の手順や判断の決め手などはご紹介できますので、気になる方はお気軽に中川までどうぞ。

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