相談員ブログ

相談員ブログ 2025.03.28
上山未登利

丹波市の婚活事情

こんにちは!金曜日担当の上山です。

移住相談をお受けする中で単身女性の方に「移住後、出会いありますか?」とか
「彼氏作ってから移住した方がいいのか、移住してから彼氏作った方がいいのか?」と
聞かれたことがあります。

私は29歳で丹波市に引っ越してきて、今年35歳。
31歳で丹波市出身・丹波市在住の夫と出会い、33歳で結婚しました。

丹波市出身・在住の方も移住者の方も、
なかなか仕事と家の往復でパートナーが見つからない、、と聞きます。

これは丹波市だけでなく全国的に同じ状況だと思います。
大阪に住んでいた頃も、人口は多くてもすれ違うだけで出会わなかったです。

よく聞くマッチングアプリも20代ではしたことありますが、
大体の人が近くても京阪神に住んでいる人で、
丹波で暮らし続けたい私には丹波に住んでいる人と出会えるツールではありませんでした。
「街コン」なるものも同様です。

 

単身だったこともあり、仕事で出会う方に
「彼氏募集中やったら紹介したい人いるんやけどどう?」と
声をかけてもらうことが何度かありました。

こういう仲人をしてくれる方がいるというのは田舎ならではなのかなあと思います。
実際に紹介して結婚した方々が10組以上いるよ!という方もおられました。

 

実際に紹介のお話が発展してお会いさせていただいたこともありますが、
私の性格上、出会ってから好きになる(信用できる)まで時間がかかるということや
連絡がまめでないこと、

「タイミングが来たら自然に出会って結婚するだろう、出会わなかったら結婚しない人生もありだな」
「女性に生まれた特権として妊娠・出産も経験できたらいいけど、絶対したい訳ではないな」

と思っていたこともあり、付き合うまで発展するような出会いはありませんでした。

 

そんな中、知り合いのウェディングプランナーさんらが開催していて
半分仕事の参考気分で参加したこんかつ in TAMBA
コンセプトは、丹波だからできるアウトドア×婚活(縁活)。

Instagram → @konkatsuintamba

 

いわゆる趣味コンで、毎回テーマの違う内容でワークショップやイベント自体を
楽しみながら美味しいご飯も食べれるとあって女性に人気です。

何より私が惹かれたのは主催・企画が女性の方であるということと
告白タイムがないということ!
最後に連絡先やメッセージを書くカードが3枚配られ、気になる人がいれば書いてスタッフに渡すと、
スタッフの方から帰りに参加者全員に配られる封筒にカードを入れてくれるという仕組み。
人気がなく誰からもカードが入ってなくても
スタッフさんからメッセージの入った封筒はもらえるということで
誰も傷つかないし、恥ずかしくもない。
直接連絡先を聞かれないので断る気まずさもない。
もらったカードの連絡先には自分で連絡するかしないか選ぶことができる。
この仕組みのおかげですごく気が楽になりました。
また、男女の出会いがなくても縁活という表現で友達を作るくらい気軽に参加してねという
雰囲気がハードルを下げてくれました。

第3回開催のお寺で謎解きの会に参加したのですが、男女各15人ずつくらいおられました。
丹波市から参加の方が多かったですが、近隣の福知山市や丹波篠山市からの方も。
ちらほら阪神間から来られている方もいましたよ。移住前から参加してみるのもありですね。

最初はスタッフの方によるアイスブレイクとして全員で謎解き!
これも本番の謎解きも全てスタッフ(移住者)による今回のために手作りされた謎解きです。贅沢。

お次は、自己紹介タイム。参加者全員(異性)と5分ずつ話ができます。
女性陣が円になって、その内側に男性陣が女性と向き合うように並びます。
回転寿司のように5分ずつ男性陣が移動していきます。
A4用紙に名前や仕事、犬派猫派、趣味などを書いたものを持ちながらそれぞれに話していると
あっという間に5分経ちました。ザ・婚活っぽくて気恥ずかしかったのですが、
やっぱりこの自己紹介でこの人ともう少し話してみたいな、話しやすいな、
というきっかけになり声を掛ける話題にもなったので必要な時間でした。

その後は自由に好きな人と謎解きを楽しむ!
同性同士で協力している人もいたし、ずっと同じ男女ペアで回っている人もいたし、
数名のグループでわいわいしている人もいて、それぞれが楽しんでいるようでした。

その後のご飯の時も、ボードゲームをする自由時間も席は自由でした。
イベント後半に入るとなんとなく気の会う人同士で固まって動かない人や、
可能な限りいろんな人と話そうと積極的に動く人などかなり個人で動きが分かれていました。

私は同性の方とも3人くらい連絡先を交換して楽しく帰りました。
後日、その子たちとご飯に行ったり恋愛相談しあったりもできました。

唯一撮ってたのはご飯だけでした!美味しそうなご飯はBBQインストラクターの資格を持つ「Field B」さん。

 

主催者への結婚の報告は義務ではないのですが、主催者で把握しているだけでも
第9回の開催で結婚までたどり着いたカップルは7組とのこと!
かなり確率高くて驚きました!

結果的に、私はこの時に出会い連絡先を交換した方と結婚まで進むことができました。
後々、夫にも聞くと「まさか本当に出会いがあると思わず参加してた」って言ってたので
人生何があるかわかりません。
よく出会いがないという人は出会う気がない、
出会いの場に行っていないと言われますがこういうことかと実感。(私もよく言われてました。)
友達にも単身で移住相談に来られた方にも「こんかつ in TAMBA」をお勧めしています。
(残念ながら今のところ、次回の開催は決定していません。)

 

結婚式はもちろん、出会いの機会をくれた「こんかつ in TAMBA」の開催者でもある
TSUMUGU WEDDING」さんにお世話になりました。
ウェディングプランナーの米田さんとは実は、
私がこの移住相談の仕事をするかどうか転職で迷っていた時期、
彼女もUターンしたばかりでウェディングプランナーとして起業するかどうか迷っていた時期に
出会っていてプライベートでもご飯に行ったりする仲。
大きなライフステージでいつも立ち会ってもらっていて感謝しかありません。

・米田有為子さんの移住者インタビューはこちら

 

他にもいろんな婚活支援をしている団体がありますのでご紹介します。

・丹波市商工会 婚活イベント 参考(過去開催イベント)

30~40代の男性陣が運営している丹波市商工会青年部の「丹恋」。
これには参加したことがないのですが、
コロナ禍を除いて、ずっと前から毎年1度開催されていると聞きました。

・マリッジサポートごえん にじいろタブレットインタビュー記事

50代の女性が相談に乗ってくださるようで、歳が近すぎると恥ずかしいことも
素直に話せそうで良いなと思いました。いきなり大人数の出会いの場が苦手な人や
恋愛・結婚に苦手意識がある方は個別相談の方が向いていると思います。
入会料無料なのが嬉しいところ。
丹波市内のカフェで婚活パーティーを開催することもあるみたいです。

・丹波市「結婚おせっかいマスター」制度
結婚相談会も定期的に開催されています。

以前聞いた時にはおせっかいマスターの年齢層は高いとことでしたが
たんば“移充”テラスの相談員や移住された30代の方も応募してみようかなと話したことがあります。
結婚経験者がおせっかいしてくれるということは「結婚っていいよ」と思っているからだと思うので、
そういう人に話を聞いてもらえるのは良いことだなあと感じました。

 

———————————————————————————————–

たんば”移充”テラス相談員
上山未登利(34)

-プロフィール-

尼崎市生まれ、3歳から丹波篠山市育ち。丹波大好き。
転職を機に、生き方・暮らし方を見つめ直している時期に、
丹波市の自分らしく暮らしている人にたくさん出会い、丹波市へ。

———————————————————————————————–

ここの場をお借りしてご報告。
実はありがたいことに、2025年4月12日より産休・育休制度を利用してお休みに入ります。
また、移住相談員として戻って来たいなと思っていますので、その時はどうぞよろしくお願いいたします!
相談員ブログもその時までしばらくお休みです。(元々更新できてなかったけど!)
無事に産まれてこどもが大きくなったら「こんかつ in TAMBA」のスタッフでもある
遊森さんのアウトドアプログラムに参加させたいなあと狙っています。

Facebook
Twitter
pocket
Pocket
hatena
Hatena
LINE
LINE

投稿者


月別