相談員ブログ

相談員ブログ 2024.03.04
中川ミミ

行きつけの山

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

先週末ひさびさに、知り合いが所有する「行きつけの山」に行ってきました。
目的は、ミツマタ群生地内を見て回るためのルートづくりのお手伝い。車から降りて山に入ると、杉林の足元一面につぼみをつけたミツマタ(写真)が広がっていました。その下の地面には、倒木や岩などを杉の葉っぱが覆っていて、一体どこを踏んで進んでよいやらという状態。

木の枝を拾い、とげのあるイバラを切って、枝に引っかかった杉の葉を払い、要らないものを集めて火にくべる…小学生から70代のおじ様まで、文字通り老若男女で作業しました。どこにルートを引けばこの美しさが存分に味わえるか?写真を撮るだろうからシャッタースポットも必要だよね、山歩きに慣れていない人でも怪我をしないようにするにはどうすればいいか?など、おしゃべりの合間でみんなで知恵を絞りながら作業しました。

子どもたちも、親じゃない大人から指示を受けたり質問したり、張り切って作業。枝に足を取られて転ぶ子や、周りが見えず持っている木を他の子に当ててしまうことがありつつも、お手伝いと遊びの間をいったりきたりして楽しかった様子です。ランチ休憩を含め4時間足らずでしたが、ときに一人で時に誰かと作業を進める時間は、大人の私にとっても普段の休日とは違うリフレッシュ体験でした。

ちょっと手をかけるだけでも周囲がスッキリして感じられ、なんとなく順路が見えるようになりました。が同時に、少なくとも今は山は要らないな、と再認識。ちょっと関わっただけだけど、自分の興味や知識との相性や、メンテナンスに割ける時間とお金を想像できたからです。

アウトドアブームも相まって、移住相談窓口でも山のある暮らしを希望される方とお話しする機会が増えています。初心者であっても実際の山林管理に必要な作業を少しでも体験してみると、誰かが管理してくれている山に遊びに行くことやお休みの日にキャンプに出掛けるのとは、雲泥の差があることが分かります。丹波にはそのような体験をさせてくれる場所もインストラクターもイベントもありますので、山つき物件の購入を検討されている方はぜひ、チェックしてみることをお勧めします。

#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(43)

【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】
そして私は、今の私にちょうどいい山との距離感を再確認したので、次のお休みにも時間を見つけて、お手伝いを口実にリフレッシュしに行こうと思います。それを行きつけの山と言わずしてどうするのか。勝手に任命したけど、オーナーも許してくれることでしょう!

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