我が家にカラオケがやってきた
こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。
先日、家族でカラオケに行ってきました。
スナックみたいなところで歌うあれではなく、都会によくある個室で楽しむスタイルのほう。お子様ソングを卒業しつつある娘に体験させてみようと思ってのことです。
東京に暮らしていた時は友人と外食後などによく出かけていましたが、カラオケボックス自体がめずらしい丹波で暮らして9年目の私たちにとって、かなり久しぶりの体験。仕組みそのものに大きな変化はないにせよ、さっさと次の歌を入れないと時間がもったいなく思うあの焦燥感とか、歌の雰囲気にあわせてあると思われる抽象的な映像の可笑しさとかが、懐かしく感じられたほどです。
新しい発見としては、車移動中には上手く歌えていると思っても実際はガイドがないと全然ダメだったり、そもそも何の曲が歌えるのかすら分からず準備が必要だったり笑 ただ年を取ったということもあるかもしれませんが、カラオケという仕組みから長く、かつ、楽しみ方が決められている娯楽というものから遠く離れすぎて、感覚を戻す必要があったほど。
ストレス発散するにもやり方があるというのは、都会にはどこまでも街が広がっているのに電車で決められた場所にしか行けない、というのに似ているように思います。便利だけど窮屈、選択肢はたくさんあるけどそれを作り出す余白はない、自由なように見えて好きにできない。そんな矛盾が鬱陶しくなって、私たち夫婦は田舎暮らしに切り替えたんだったな、と思い出しました。
とはいえ家族で時間いっぱいまで楽しみ、かつてのように「気楽にサクッと」とは言えない料金を支払い笑、娘はまたやりたい!と帰りの車でも歌いっぱなし。そんな娘のちょっと早いお誕生日プレゼントとして、ゲーム機につなげるマイクを購入、カラオケシステムのサブスクを契約しました。ご近所さんがあるので日中に限られますが、これで自宅でめいっぱい歌って踊れるように。テクノロジーとサービスが整ったところで、また一つ場所を選ばないことが叶えられた、ある意味で「田舎ならでは」の娯楽として定着するのか!?まずは我が家でお試しです。
#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(43)
【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
カラオケですら家でできたら、もはや外に出る理由はなに?と友人。友人と集まってする食事は自宅だし、ほとんどの古民家にはバーベキューや焚火が出来る庭があるし、ネットさえあればお買い物や仕事も家で出来る…。家で過ごす時間が充実する一方、だからこそ川や山やで自然を満喫することにめいっぱい振り切れるようになる。これも田舎ならではなのかもしれないと思う出来事でした。