相談員ブログ

相談員ブログ 2024.06.10
中川ミミ

推し農家

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

 

そろそろ夏野菜が出始め、昨日の食卓に今年度初のズッキーニが並びました。

丹波に来るまでは、旬の食べ物を意識するのはちょっと特別なことで、サンマやうなぎなどイベントごとになるものか、タケノコとか松茸などニュースで見かけるものくらいだったように思います。それが移住してからというもの、目まぐるしいくらいのペースで季節の移り変わりと、そのリズムに合わせるかのように来ては去っていく旬の食べ物の豊富さに驚くばかり。

 

特に直売所でお買い物すると、それがよくわかります。

だいたいいつ行っても、旬のお野菜は多く出品されているので、そのタイミングで収穫されるものというのは一目瞭然です。その中でも「今まさに食べごろだな」と思うものはおおまかに2週間前後をピークに移り変わっているような気がしてきました。少しでも農ある暮らしをしている人にとっては、そんなリズムも当たり前の日常かもしれません。代々商売人で、住まいるバンクでも珍しい農地なし物件を好んで購入した私からしたら、新鮮な感覚です。

 

そしてもう1つ嬉しいのは、やはり知ってる人が作ったお野菜が並んでいること。

地域で知り合った人はもとより、これまでに移住をお手伝いした人の名前を探しながら買い物します。年々、その数と選択肢が増えるなか、お顔を思い浮かべながら「がんばれ!」と心の中で唱えてかごに入れる。野菜の種類や生産スタイルによって、特定の季節や場所でだけ見つける名前にも「ああ、元気にしてるんだな」と想いを馳せます。

 

「丹波では玄関で野菜が採れる!」という冗談を聞いたことがありますが、田舎といえばご近所さんからお野菜をいただくもの、というイメージがありますよね。それももちろん嬉しいことだけど、自分の想いを込めて選ぶ喜びというものもあることに気づいた今日この頃です。今夜も「おいしい」とか「安心」ということに「応援したい」という付加価値が付いた野菜たちが食卓にあがります。

 

#丹波市 #丹波市移住 #移住

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たんば”移充”テラス 中川ミミ(43)

【プロフィール】

エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】

私にはお野菜ごとに推し農家がいまして、写真は私が移住準備時代にイベント出展されてたところで出会ったトマト農家さんのもの。衝撃的なおいしさだったのを今も覚えていて、以来、隣に並ぶもっと安価なものには目もくれず手に取ります。また今度、推しトークでご一緒しましょう!

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