相談員ブログ

相談員ブログ 2024.08.19
中川ミミ

夏休みの宿題

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

お盆がすぎ、小学2年生のわが子にとってはいよいよ夏休みも終盤です。
思い返せば、procrastinator(※)ってあだ名をつけられるほどの私にとって、小学生の頃の宿題はこの時期からが勝負。しかも結局は負け越してたように記憶しています。
※先延ばしにするという動詞procrastinateをターミネーターみたいにした造語。アーノルド・シュワルツェネッガーが州知事だった頃に州立大に在学中だったので。

そんな私も大人になって、脱サラし、起業し、親になるうちに、少しはカイゼンしたはず!
その証拠に、言語の問題もあるとはいえ、日々の宿題を見るのは主に私の役割。このなる休みも、計画的に宿題をこなせるか進捗管理を担当、なかなかキビキビ動いている…口をはさみすぎているのではないか、自分で考える余地を奪っていないか、すっきりしたいエゴを押し付けているだけか…とか、もやもや考えながら。

さらに内容についても頭を使います。
輪転機で刷られたのであろう、灰色のプリントをホチキスで留めた冊子に懐かしさを感じる一方、タブレットで流す動画をまねて体操したり、プログラミングアプリをゲーム感覚で遊んだりする様子を見て、親も何をアップデートすべきか考えます。この宿題を出した先生の意図は何で、何を学ばせようとしているのか。

例えば鍵盤ハーモニカの練習は、2学期にはすらすら弾けるようになっていること、というのが設定された目標。イマドキだなと思うのは、吹いている様子を動画に収め全員が1台ずつ貸し出されているタブレットを使って、クラスのイントラにアップロードするという所までがセットになっていること。

「宿題なんてしなくていい、どう成長するかは本人次第だ」と思う私と、「宿題をやり切った達成感や色々な体験からくる自信が心を育てるはず」と思う私と、「宿題できなくて悔しい思いをした経験が後にバネになる」と思う私と、「でも結局どうするのがベストなの?」と迷う私とが、脳内ディベート。今の娘にとって何が大切か、夫と話し合うきっかけになりました。

田舎暮らしに、生きていく力を養うための子育て環境を求める移住者は、少なくありません。
移住者の子どもとして丹波で育ち、一度は外に出て、Uターン移住した私自身も絶賛実践中8年目。都会にいても移住してみても、何が正しいか模索しながらやるものなのかも、と思うようになりました。移住相談で子育てに関する話題になるたび一緒に考え、先輩移住者への紹介として体験談を聞きに行きながら、私自身も日々学んでいるように思います。

#丹波市 #丹波市移住 #移住

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たんば”移充”テラス 中川ミミ(43)

【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】
夏休みの宿題と言えばプリント集に自由研究に朝顔の観察、というのが昭和の常識。平成の終わり生まれの娘が終業式の日に持ち帰ったのは、なんと「なす」!成長を見届けるだけでなく、収穫して食べてみた感想も作文するのだとか。でも、予想外の難易度に驚く私を見るなり「マミーが好きだからなすび選んだ」なんて言われたので、超速で育て方を検索。無事に収穫できました。

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