| 小学校給食レポート!| 市内有機農家さんの出前授業
「自然の中で田舎子育てがしたい!」という、
お父さん、お母さんが気になることの一つにあるのが学校教育。
そして、学校教育の中でも「給食」は大切な食の知識を育む大切な時間。
「丹波市は野菜が豊富だし何より美味しいと聞くけれど、給食はどうですか?」
そんな声も、ちらほらお聞きします。
ということで!さっそく、春日町にある船城小学校を覗いて来ました!
photo | 国道175号線、通称「いなご」から見る船城小学校。
本日、船城小学校はオープンスクール(授業参観)。
児童の保護者や地元の方、来年入学予定の子のお父さん、
お母さんが、子どもたちの普段の学校生活を見にいける日です。
この日は、1月26・27日のいずれかに提供される「有機・無農薬給食」について、
有機の里づくり促進協議会会長であり、自身も有機農家である小橋季敏さんが、
5〜6年生向けに「有機野菜について」のお話をされていました。
photo | 「給食好きな人?」の質問に元気よく手をあげる児童たち。
「かぜをひいた時にお薬を使う人もいれば、使わずに治す人もいる。
使わずに治そうというのが有機農業」と、噛み砕いて児童に教える小橋さん。
「有機・無農薬給食」のきっかけをつくったのは、
大阪から2年半前にIターン移住をして来たお母さん。
「全国無農薬給食の会」丹波支部を立ち上げ、仲間を募ったところ、
思いに賛同する有機農家やお母さん、50名ほどが会合に集まったのだとか。
プロジェクトが動き始めたのは前年の3月。
学校給食課とメニューを話し合い、メニューが決定!
・・・・しかし、ここで問題が発生。
なんと、1月頃に向けて「秋じゃが」をつくっている農家さんが市内に少ないことが判明。
市内の学校給食をまかなうのに必要なじゃがいもは、300キロ。
小橋さんをはじめ、市内の有機農家さんで団結して作ったそうです。
photo | 【有機・無農薬農給食】献立のうち有機・無農薬農産物が使われるのは
黒豆ご飯とおでん、白菜のかつお和え。献立に合わせ、米、白菜、ニンジンなど
7品目を市内有機農家が栽培。 ※ 調味料などは従来通りのものを使用する。
「将来は、調味料も含めた『フルオーガニック給食』を目標にしたい」と小橋さん。
そんなこんなで丹波市内の有機農家さんと行政が連携して、
ようやく実現したのが、この「有機・無農薬給食」。
今回は1日だけでしたが、続けていきたいというのが小橋さんの思いです。
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この日、給食の時間に開催されていたのは、
船城小学校のPTAが主催した「給食試食会」。
photo | ボーダーの服を来たのが、栄養職員の浅葉先生。浅葉先生は、
「丹波市は食材が豊富で羨ましいと思う」、「ひかみ牛乳など、地元の牛乳屋さんの
牛乳が飲めるもの魅力」と話してくださりました。
豆をたくさん使った「まめまめ献立」や、
「よく噛む」ことを目標に立てる「カムカム献立」など、
献立一つにも、さまざまな狙いがあることがわかります。
アレルギーのある児童には、個々で異なりますが、
「除去食(調味料は対象外)」や、「代替食」で対応しているようです。
photo | 児童たちと給食センターのスタッフさんたちとの「交換日記」。
「夏野菜のかき揚げ」がとっても美味しそうで気になります・・・・!
小学校のオープンスクール(授業参観)の日程は、各小学校によってことなります。
移住を検討するにあたり、「この小学校の様子を見にいきたい!」という方は、
ぜひオープンスクールを覗きに行って見てください♪
◆ 各小学校情報(オープンスクール情報など) → コチラ
◆ 教育施設(こども園小中高)マップ → コチラ
——————————————–船城小学校の1月風景 ————————————————–