相談員ブログ

相談員ブログ 2020.06.15
中川ミミ

出る季節

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

総面積 493.21 ㎢のうち、森林が75.4%を占める丹波市。
市内ほぼどこにいても緑が見えるので、GWごろからさわやかな新緑の季節がきれいで、風が心地よいのですが…それも束の間。

もう暑い!直売所に並ぶ野菜の種類が移り変わって、梅雨入りのニュースが届いて、ジメジメし始めて。季節の移り変わりを生活のいたるところで感じます。そしてもう一つ、季節の移り変わりを感じるものと言えば、生き物ですね。

古民家をご案内しながらよくするお話。
「山に近い家には、出ますよ」

 

クモやアリや蚊やだんご虫みたいなかわいいのではなく、お化けでもなく、もっとごついのが出るのです。ムカデ(15センチ級)、ヤモリ(親に子に卵も)、へび(2mくらいでホースと間違える)、ヒル(主に北部に多い)。移住して5年目ですが、特にこの季節はいまだに「こんな色のクモがいるの!?」「この蛾でかない??」「どこから入ったー!」となります。

 
(柱の亀裂の間に産み付けられたヤモリの卵)      (ホースと間違って二度見したへび)

 

さらに夜道だと鹿やイノシシはもちろんのこと、イタチやタヌキ、ウサギを追う狐が横切ることも。さらにここ数年は秋から冬にかけてクマの出没が増えており、車や玄関に鈴を用意するようになりました。

 

移住して間もないころ、ナイトサファリと化した峠道を帰宅途中にイノシシにぶつかって愛車のバンパーと窓洗い用タンクが破損する「田舎の洗礼」を受けました。直後は、出費もかさむし、今年は例年以上に猪肉食べたろか!と怒っていましたが、あまりの多さに「自分たちが自然の近くに住んでいるのだ」と意識が転換。彼らの住処である自然の中に私たち人間が住まわせてもらっているのだと思うようになりました。

 

だからと言って好きにはなれませんが、動植物との付き合い方が変わりました。それまで殺していた虫もキャッチ&リリースしたり、ヤモリに至っては一緒に暮らすペットくらいの感覚で「ほら、その虫までもう少し!」と子どもと応援したりしています。虫に近づくのも、傷つけず捕まえられるようになったのも、田舎暮らしで体験した変化です。

※写真はイメージです!著作権フリーの「旅丹」から拝借しました。

#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(39)

【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】
大人なら一人1台車持っているといっても過言ではありませんが、丹波に来たら持っておきたいのが火バサミ。家に何個もあるのが丹波あるあるで、出た時にすかさず捕らえられるよう、よく出るところに置いてあるのです。我が家は玄関と裏口外に1つずつ。

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