自然災害が起きた時
こんにちは!相談員の菅沼です。
災害に備えて準備されている人はどれくらいいらっしゃるのでしょうか。
毎年、子育てセンターなどで行われる災害時の対策セミナー的なイベントに参加しては、家の一番大きなリュックにペットボトルの水を詰め込んだり、レトルト食品を詰め込んだり、寝床に靴を置いてみたりと一人で大騒ぎをしている私。が、いつも維持できないため、レトルトの消費期限を切らして家族に怒られています。つまり、何の対策も出来ていません。
先日丹波市では久しぶりの大雨が降りました。我が家は比較的川の近くにあるため、主人の母から「とても心配です。」と連絡を受けました。
もちろん購入時にはハザードマップを見て、災害区域にはないことを確認したのですが、今一度確認しました。大丈夫でした。
今の我が家に越してきてすぐの頃、隣?お向かい?(というくらいちょっと離れている)のお家の方に「この川は広くなってからは氾濫したことがないから安心したらいいけれど、万が一不安なことがあればこちらの家に避難においで。鉄骨で出来ている倉庫の二階を寝泊まりできるように改装してあるから。」と声をかけていただきました。更には、「それでもどうにもならなさそうな時はみんなで力を合わせてあちらに逃げよう。」とも言ってくださいました。
それは引っ越してほんとに間もない時だったのに、「早く言わないといけないことだったのに、遅くなってしまった。」と。災害はいつ何時起こるかわからないからこそ、一日でも早く声をかけてくれようとしたのだな。と嬉しく思いました。家族間で災害が起きた時の話をすることはありますが、ご近所の方と話をしたのは初めてのことでした。その後別の方からも、「何かあればみんなであちらの方向に逃げようね。」と声をかけてもらうことがあり、それが同じ方向であったことから、集落のみなさんでちゃんと確認をし合っているのだなとも思いました。
いざ災害が起きた時、家にいるのは私一人かもしれない。小さな息子と二人かもしれない。どれだけ考えても私一人では自分の命ですら守れるのかもどうかわかりません。まず、何をしたらいいのかすら判断できないでしょう。でも、外に出られれば助け合える人が確実にそばにいる。という安心感は、正直都会では得られなかったなぁと思いました。
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たんば”移充”テラス「Turn Wave」
菅沼 加奈子.
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島根県益田市出身。
高校卒業後は進学を機に大阪へ。2016年2月に丹波市へ移住。
大人は嫌がる雨でも、長靴はいて傘さして散歩したい息子は大好きみたいです。
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