移住して6年目に突入しました。
木曜日担当の菅沼です。
丹波市へ来て今月でちょうど丸5年が過ぎ、移住6年目に入りました。
昨年末からありがたいことに私の移住経験を話す機会をいただいたり、丹波新聞さんや神戸新聞さんに取材していただくことが何回かありました。
自分の話をきちんと聞いてもらうためにまとめたことがなく、そんな機会をいただいたことで、今の自分をちゃんと振り返ることが出来、気づきもたくさんありました。
・まず、そもそもパラグライダーに挑戦した理由はなんだったのか?
この質問は友達にもよく聞かれます。答えはいつも、
たまたま。前からやってみたいなとは思っていた。
ばかりでした。でも、記者の方はここから更に掘り下げてきます。
・なぜこのタイミングで挑戦しようと思ったの?何かきっかけや思うところがあったのか?
確かになぜ6年前のタイミングだったのだろう?と当時を振り返ると、同年代の友人たちが続々と結婚・出産をしていく中、漠然とした焦りを感じていて、でもその焦りの正体がずっと分からずにとても悩んでいた時期でした。
結婚出来ない自分に焦っているんだと思い、一人ご飯に始まり、一人で立ち飲み屋に行く、一人旅に挑戦する、など一人を楽しむことをしてみて気が付いたのは、結婚したいわけでもないでもこと。
当時はわからなかったこの焦りの正体は一体何だったのか?
記者の方と話していく中で出した答えは
周りが何かしらのステージに変わって行く中、自分だけが同じステージに居続けていること
でした。
6年前の私がわからないなりに出した結果が、
前からやってみたいとは思っていたけど、怖くてそう簡単には挑戦出来ないことを挑戦してみたら何か世界が変わるのではないか!
と思ってパラグライダーに挑戦したのです。
そして丹波市の空からの風景に一目ぼれして、丹波市へ移住することになりました。
・丹波市へ移住してきて良かったか?
ほんっとに良かったと思っています。食べ物も人も環境も、私にはぴったりの場所でした。
便利な大阪からの移住だったので、最初こそ不便に感じることはありましたが、心癒される景色がが常に家の周りにあることも贅沢に感じています。
そんな丹波市移住6年目、息子がついにパラグライダーの練習を始めました。
丹波市へ移住するきっかけとなったパラグライダーへの想いを自分の子どもが引き継いで空を飛びたい!と言ってくれていること、
そして練習では、風に飛ばされても何度でも風に向かって走り続けようとする。そんな姿を見て、胸がいっぱいになりました。
今後も、丹波市へ移住を考えている方、移住された方に寄り添える相談員を目指しますので、どうぞ宜しくお願い致します。
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たんば”移充”テラス「Turn Wave」
菅沼 加奈子
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島根県益田市出身。
高校卒業後は進学を機に大阪へ。2016年2月にパラグライダーをするために丹波市へ移住。
更に取材でもよく聞かれるのは
・パラグライダーって怖くないの?怖いのになんでするの?
・初めて飛んだ時はどんな気持ちだった?
・どんなことが魅力なの?
毎回答えに悩みます。まず、もちろん怖いです。でもパラグライダーに関わらず、怖いと思わないと命の安全は守れないと思っています。
なので、単純に【怖い】から【飛ばない】にはならないんですよね。
怖いからこそ安全に飛べて楽しめるのです。