相談員ブログ

相談員ブログ 2021.03.03
上山未登利

「移住」と「引っ越し」

こんにちは。水曜日担当の段畑です。

 

私自身、丹波市に住み始めたのが2020年3月。

2020年4月から住まいるバンクの担当になり、

約1年勤めていろんな方のお話を聞き思ったことがあります。

 

 

「移住」と言う人と「引っ越し」と言う人がいること。

 

その違いはなんだろうと考えていたのですが、

個人的な結論は

「暮らし・生き方を変えたいと本人が思っているかどうか」

に辿り着きました。

 

 

私自身も丹波市のお隣、丹波篠山市出身で

今も実家が丹波篠山市にあるので月に1度は帰ります。

(なんてったって30分で帰れます!丹波市内で30分で着かない場所もあるのに。笑)

 

でも、「移住」だと思っています。

 

正直、最初はこんなに近いのに「移住者」って言っていいのかなと思っていました。

でも、やっぱり食べ物から考え方から一緒に過ごす人たちが変わって、

「暮らし・生き方」が変わったという実感があります。

 

だから「移住」したと言っています。

 

条件に当てはまる物件をたまたま丹波市で見つけた人は

京都市から来ても、大阪市から来ても、神戸市市から来ても「引っ越し」という感覚です。

 

姫路市から移住した友人は自己紹介で「移住した」は言うものの「ただの引っ越しやけどな」とも言います。

 

だから本人にとってハードルがあるかどうか、

「移住・引っ越し」することで

自分自身の課題を解決したい、

次のステージに移行したい、

生き方・暮らし方を変えたい、

という思いがあるかどうかで「移住」という表現を使うかどうかが違ってくるのかなあと感じました。

 

人の少ないところに住みたいという方、

体を壊して健康を優先したいという方、

自然が大好きで緑の多いところで過ごしたいという方、

ただただ美味しいものが大好きで丹波に行き着いた方、

生産者の近くで調理・消費したい方、

自分で農業・家庭菜園をしたい方、

周りの人をへの騒音を気にせず音楽や木工などを楽しみたい方、

 

様々な方が相談に来られますが、

できるだけその方の希望に合う移住のお手伝いをしていきたいと思っています。

 

だから物件が決まって引っ越ししたら終わり!ではなく、

そこからお店やコミュニティや農家さんなどなど

いろんな方を紹介したり、企業の専門家にお繋ぎしたりして

 

思い描く暮らしになるまでフォローしていますので、

お気軽にご相談くださいね!

 

 

自分を「移住者」だと意識していると活動的だったり

移住者の集まりによく参加していたりする反面、

「引っ越し」と思っている人は

地域の中で地元の方と同じように暮らしているのかも?

 

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たんば”移充”テラス「Turn Wave」
段畑未登利(30)

-プロフィール-

尼崎市生まれ、3歳から丹波篠山市育ち。田舎大好き。
転職を機に、生き方・暮らし方を見つめ直している時期に、
丹波市の自分らしく暮らしている人にたくさん出会い、丹波市へ。

 

最終的には「移住」「移住者」という言葉がなくなって
地元出身者かどうかなんて関係なくなる時代が来るだろうなあとも
思っています。

写真は先日訪れた移住者宅で飼っている山羊たち。
犬や猫や孵ったばかりのひよこもいて癒されました。

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