相談員ブログ

相談員ブログ 2021.11.01
中川ミミ

たまに行く都会

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

移住して6年目の秋を迎えました。

直前までの約10年ほど東京に暮らしていた私たち夫婦は、23区内のアパートに住み、夫は丸の内、私は渋谷の職場まで地下鉄で通勤する日々を過ごしていました。年末年始に丹波に帰省する時とたまの休みに郊外までハイキングやスキーに出かける以外、暮らしのほとんどが都会的な環境の中で完結していました。

対して今、丹波市の中でも特に山深い青垣町の高台にある木造一戸建てに住み、それぞれ車で夫は3分、私は日によって色々なところに車で「出勤」します。その道すがら増えた家族を送迎しながら。さらに移住後は、家を買ってカフェやシェアハウスなど事業を始めたり、地域活動に関わったりと、東京にいた時と比べると全く違う暮らし。特に、小さなコミュニティの心地よさが気に入っています。

そんな時間の中に時折、前回ご紹介したように都市部への出張が入ります。
電車を降りたら、動きこそスイッチを入れるように切り替えられるけれど、たまに感覚が追いつかないことが出てきました。まちを歩く時のペースや目で追う(探す?)景色は、東京に暮らしていた時とは違う気がします。電車通勤だった時、その移動時間はメールやニュースをチェックする時間でしたが、今は車を運転しながら考え事をする時間です。まちを歩くときも、看板や店頭から色々な情報が入ってきますが、丹波での暮らしでは、家の窓も季節によって表情を変える外の景色を楽しむためのものと言っても過言ではないかも。

写真は、先月の出張のときに撮ったもの。大阪駅前ビルの地上31階にあるイベント会場で新規就農希望者向けの相談会を開催していました。内容とのギャップがありすぎるからか(!?)イベント中はブラインドが閉まっていて見えなかった景色。東京で働いていた時はこれより高いビルに何度も通ったのに、今は息をのみ、写真が苦手な私ですら思わずシャッターを切った瞬間でした。

出張の時の私は、そこに暮らしていない「ヨソモノ」としてそのまちにいるわけなので、感じ方が違って当たり前なのかもですが、これも移住を経て変わるコトの1つなのかも?と考えを巡らせてみたりする今日このごろです。

#丹波市 #丹波市移住 #移住
================
たんば”移充”テラス 中川ミミ(40)
【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
行楽シーズンに入り、丹波市にも観光客と思しき人(や車)を見かけるようになりました。かくいう私もプライベートに仕事に、ホスティングでバタバタ。この時期しか見られない感じられない丹波市をたくさんの人にご紹介したいと思います。

Facebook
Twitter
pocket
Pocket
hatena
Hatena
LINE
LINE

投稿者


月別