|開催レポート|たんば”移充”計画「丹波の春を楽しむノルディックウォーキング」
たんば”移充”計画では、丹波市へ移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしをするお手伝いをするため、交流会を実施しています。
2024年4月28日(日)、「丹波の春を楽しむノルディックウォーキング」を実施しました。
車が必須の田舎に住んでいると、ついついちょっとの距離でも車で移動してしまい、どうしても運動不足になりがちです。
また、車では見えないけど歩くと見ることが出来る景色もあります。
丹波の春と言えば、氷上町の加古川沿いの5キロにわたって咲く、約1,000本の桜並木はが定番ですが、
今回はその桜ではなく、新緑を楽しんでもらいながら、運動不足を解消する機会を設けてみました。
イベント詳細はこちらから>>https://teiju.info/event/14790
散歩のプロの教わる初めてのノルディックウォーキング
当日の参加者は、移住者が7名、移住前の方2名、スタッフ2名の合計11名。子どもも多く参加してくれました。
大人の皆さんはやはり歩くことが少なく運動不足の方ばかり。ノルディックウォーキングも知ってはいるけど、誰も経験したことがなく、一体普通の歩くのとポールを使って歩くのではどんな差があるのか興味津々な様子です。また、今回お散歩する笛路村に行ってみたかったという方もいらっしゃいました。
自己紹介の後、講師の余田幸美さんから早速二本のポールを配ってもらい、自分自身の体に合わせた長さにしてもらい、まずは準備運動です。
なんとここからもうポールを使います。
ただ体を伸ばすより、ポールを使って伸ばす方が体全体が伸びるようで、より背中や足の筋が伸びる感じがします。
準備運動をした後は、靴紐の結び方を教えてもらいます。
靴をつま先からしっかり足にフィットさせた状態で、いざノルディックウォーキングスタートです。
笛路村の風景を楽しめるコース
村の中心の道を下りていきます。平面を歩くときはポールは無理に使わず歩くのですが、ポールがあるだけで姿勢が真上に伸び、腕もしっかり振って歩いてしまうからなんかちょっと不思議。
坂道を下る時は、ポールが体を支えてくれるようで、不安なく下りることができ、膝などの負担も軽減してくます。
負担が減って余裕がある分、会話も楽しみながら。
ポールが手すりの様
村を出たところにある常勝寺の階段にも挑戦。
365段ほどある参道の階段も、ポールがあるとあまり辛くなく上がることができます。
小さな男の子もポールを上手に使ってひょいひょいと上がっていきます。
楽に上がれるからこそ、周りの景色に目を向ける余裕も。
上を見上げると綺麗な景色が目に一杯飛び込んできます。
階段の脇をちょっと入ったところには可愛いクリンソウも。
常勝寺の本堂前でちょっと一休み。
今度は、山の中に挑戦。ここを通ると近道になるそう。
ここでもポールがしっかり活躍してくれています。
疲れてしまったお友達を子ども同士で声を掛け合いながら応援する場面も。
自然の中で遊ぶと、子ども達は自分たち自身で考え、いつもより積極的に協力し合うような気がします。
暑いくらいの日でしたが、山の中は涼しくて気持ちが良い。
害獣除けの柵をくぐるとそこには、出発地点である村の中。
山の中の近道を通ってなんだかワープしたような感覚がとても面白いコースでした。
最後は体にも優しい美味しいお弁当
ランチは、この笛路村の景色を守りながら農業をされている竹岡農園の里山ヴィーガンレストランのお弁当をいただきました。
これ全部、お野菜!
意外とボリュームもあり、お野菜だけでお腹いっぱいになりました。
今回は山南町の笛路村でのお散歩でしたが、他の集落や、自分の地域でも一緒にお散歩してみたいという声もありました。
またポールの使い方がわかり、移住後には是非取り入れたい!という声も。
自然の中を会話も楽しみながら歩くことで、参加者同士の交流も深まった様子も見られ、長時間のイベントでしたが開催してよかったなと思いました。
※次の日、背中や腕が筋肉痛になり、改めてノルディックウォーキングは全身運動なんだなと実感しました。
丹波市への移住希望者や移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしするお手伝いをするために、たんば“移充”計画の会員同士で交流会を実施したり、移住者向けのおすすめ情報などを発信するプログラム。
詳細や過去の開催レポートは「たんば“移充”計画」からご確認ください。
イベントレポート
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