|開催レポート|たんば”移充”計画 交流会「農家民宿おかださんと作るジンジャーシロップ」
「たんば”移充”計画」では、丹波市へ移住された方が地域に根付いてより豊かな暮らしをしていただくために、移住者と地域の方との交流会を実施しています。
コロナウイルス感染拡大防止対策のため実施を延期していた、たんば“移充”計画交流会。
2020年10月3日、第一回目をやっと開催出来ました!
【農家民宿おかださんと作るジンジャーシロップ】
今が旬!丹波市氷上町にある農家民宿おかだにお邪魔し、宿主の岡田さん親子からジンジャーシロップと生姜の佃煮の作り方を教わりました。
雨がぴりつきそうな当日、参加者は、Iターン3名、孫ターン1名、移住検討者5名、スタッフ3名スタッフの子ども1名の合計13名。コロナウイルス感染拡大防止対策のため、少人数での開催となりました。
今年度初の開催ということで、直接お会いするのが初めての方や久しぶりにお会いする方など、挨拶の時点でとても嬉しく思いました。
しかし、久しぶりのイベントのためか、全体的にも緊張感が漂っていました。
そんな空気を一変させたのは、「かまどご飯が炊けました~」の岡田さんの娘さんである美穂さんの声。
ふわっと香る優しいご飯の匂い。
それではいよいよ調理開始。
ジンジャーシロップと生姜の佃煮(現場では親しみを込めて「たいたん」と呼んでいました)との作り方をお母さんが実際に作りながら教えてくださいます。みなさんメモを片手にお母さんの話に真剣に耳を傾けます。
「ピンク色にしたかったら皮を入れたらいいよ」
「スパイスは体を温めたいか、冷やしたいか。効能に合わせて調整してね」
などポイントも。
「新生姜は切って冷凍して置いたらいい。そのほうが後で使いやすいし、シロップにするにしても味が出やすい」の説明に思わずスタッフが
「それ、知りたかったこと!!これで新生姜の買い置きができる!」と声をあげる場面も。
また、お母さんが予め用意していた資料『丹波の四季にみる郷土食~里山の恵み豊かな食作り~』を見ながら
・丹波市の気候に合わせ、農業の暦は旧暦のリズムになっていること
・地域のお祭りの多くが収穫の時期に合わせているため、農作業が元となっていること
などの丹波市特有の食の話も聞けました。
「結局ずっとお米ばっか食べてるよね」
と言いながら釜戸で炊いたご飯をお握りにしてくれる娘の美穂さん。
確かに。どの時期の行事食もほとんどがお米。それだけ、丹波市のお米が美味しいのですね。
煮込むこと20分。
ついにジンジャーシロップと
生姜の佃煮が完成!!
まずはジンジャーシロップをソーダで割って試飲。
「美味しい!!」
「今まで飲んでたのと全然違う!」
正直こんなに美味しいとは想像出来ていませんでした。
生姜の佃煮は先ほど美穂さんが握ってくれたお握りにのせて頂きます。
岡田さんのお母さんの悩み相談タイム。
お母さんが「何か困ってることはない?」
と問いかけると、移住後の方も移住検討中の方からも質問が飛びます。
お母さんがその一つ一つに丁寧に答え、その優しさから、会場が安心感に包まれました。
移住後の暮らしについて、また話を聞きに来ようと思った参加者も少なくなかったのではないでしょうか。
イベント終了後は岡田さんの畑で作ってるお野菜や生姜をみんなで購入。
最近移住されたばかりの方や今まさに移住に向けて準備をされている方が、お互いの話を聞いてアドバイスをし合う場面もありました。
また連絡先を交換する場面をみて、スタッフとしては、『移住同期』のみなさんがこれからお互いに情報交換をしたりしながら丹波市で充実した生活をされるのだろうなと想像し、出会う場を提供できて良かったなと思いました。
丹波市への移住希望者や、移住された方が地域に根付いてより豊かな暮らしをしていただくために、たんば“移充”計画の会員同士で交流会を実施したり、移住者向けのおすすめ情報などを発信するプログラム。
詳細や過去の開催レポートは「たんば“移充”計画」からご確認ください。
今年度もTurn WaveHPにてイベント開催についてお知らせしていきます。お楽しみに!!
イベントレポート
興味の湧くイベントが見つかったら、チェックしていこう。