|開催レポート|たんば”移充”計画交流会「地域デビュー講座」
たんば”移充”計画では、丹波市へ移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしをするお手伝いをするため、交流会を実施しています。
TAMBA地域づくり講座とのコラボ企画!移住して地域のつながりの中で暮らすことについて、語らいました。
当日は、移住を目前に控えている方から2拠点生活中の方、自治会関係者などなどゲストも含め合計11名が、柏原町のおしゃれバー「山カフェ」に集まりました。コロナウイルス感染拡大防止対策のための人数制限のなかでの開催となりました。
◆イベント詳細はこちらから>>>地域デビュー講座
パネルディスカッションと計画づくりの二本立て
もともと丹波市出身で市外から戻ったUターン者、丹波市外の出身で丹波市に移住したIターン、生まれも育ちも丹波市の地元住民などのパネルから、それぞれの経験をお話いただきました。
その上で、参加者それぞれの地域とのかかわり方を考える時間を持ちました。座談会形式でパネルも入って、自分の考えを共有しお互いの話を聞いたうえでアウトプット。一人一人の地域デビューの形を考えました。
話を聞くだけでなく、アウトプットすることの大切さ
移住を検討しているとき、移住後に暮らしが目まぐるしく変わるとき、毎日忙しくて処理しないといけない情報も盛りだくさん…そんな時こそ、自分が感じたことをアウトプットし考えを整理することが大切。たんば”移充”テラスに相談に来られた方々にもお勧めしています。
書き出す、誰かに話す、SNS等で発信する。これらの行為をすることで、セミナーや相談で受け取った情報に対して、自分がどう感じたか、どう考えるかを整理することが出来ます。今回のイベントが「楽しかった」と一過性で終わるのではなく、しっかり今後に生かしてもらえるようまとめる時間を取りました。
移住者だけでなく、地元の人も、経験を紹介したパネルも、司会者も。みんなそれぞれの立場から、これから地域で何をしたいか?を考え模造紙に。長年地域で働き暮らし、自治協議会の会長職をされてきた人も。
問い ”地域で何か困った時にやるコト” への、中川の答えは「とにかく聞く!」です。相談員として、多くの方の質問に答える立場であっても、いち住民であり、田舎暮らし実践中の移住者。分からないことはたくさんありますし、次から次へと新たな発見があります。今回のイベントで、疑問や困りごとが出てきたら、まず調べてみて相談しよう、と改めて決めました。
議論白熱!地域活動も自己実現の方法のひとつ?
移住を機に、それまでの暮らしの中では実現できなかったことにチャレンジしたり、手放したかった習慣を終わりにしたり、人生の転換を経験される方が少なくありません。そんな大切な時期、できるだけ丁寧に過ごしたい…という発言をきっかけに、話題は地元住民との関り方や自治会活動についてと広がっていきました。
都市部と違って丹波市のような地方のまちでは、地域の環境美化や住民自治など管理運営作業の多くは、そこに暮らす住民自身が担う部分が多い。移住された方が「負担として語られることが多いけれど、草刈り一つとってもそれをすべき理由を知り必要性が理解できれば、それは自分たちが理想に描いていた田舎暮らしの経験そのもの」と。それを聞いた自治会関係者は「移住者とひとくくりにされがちで、さらに自治会活動に否定的であるというイメージが根強い。(この発言は、たくさんの誤解している住民にとって)新しい発見」で、コミュニケーションの大切さを改めて認識した、と話していました。
丹波市への移住希望者や移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしするお手伝いをするために、たんば“移充”計画の会員同士で交流会を実施したり、移住者向けのおすすめ情報などを発信するプログラム。
詳細や過去の開催レポートは「たんば“移充”計画」からご確認ください。
今年度もTurn WaveHPにてイベント開催についてお知らせしていきます。お楽しみに!!
イベントレポート
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