おばあちゃんのマスク
こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。
少し前から、丹波市の幼児教保育は「認定こども園」が主流となりました。
こども園とは、保育と幼児教育を通年で行う施設で、民間の福祉法人などが運営しています。一定の条件をクリアしていたら都道府県などが認可し、認定の園となります。
私が暮らす丹波市青垣町にある「認定こども園あおがき」には、近隣地域から集まった0歳から5歳まで合計180名ほどの園児が在籍。無償化の影響もあってか、3歳児クラスの同級生はなんと47人!
でも、都会から遊びに来た友人が驚くのは施設の規模だけでなく、その内容です。
芝生と土の園庭には、200メートルトラックとその周りに大型遊具が並び、教室のほかにプールや中庭だけでなく、菜園スペースも。敷地外には100代は止められる駐車場とほぼ同じサイズの田んぼも。先生方が管理する菜園スペースでは様々な野菜や果物が育ちますし、田んぼには虫や草を食べてくれる合鴨が放たれます。おかげで我が子は3歳にして「収穫する」という単語を使いこなします。
そのほかにも季節や文化体験として、地域の方と餅つきをしたり笹をかざったり、田舎ならではの自然資源やつながりを生かした体験をしています。里山ようちえんほどの自然体験ではありませんが、運営側の工夫が感じられます。
併設された高齢者向け施設の運営を行う団体が母体にあるからか、老人ホームを訪問したり、入所されているおじいちゃんやおばあちゃんが園児の劇を見に来たりと、カリキュラムにも反映されています。
そして先日、娘のカバンのなかに「おばあちゃんより」と書かれた布マスクを発見。
その瞬間、ホームのおばあちゃんたちからの寄付かな、と容易に想像できました。
それにしても、おばあちゃんよりって。誰の笑
誰のとかじゃない、誰の子でも大切にする、みたいなことかな?と解釈して、ありがたくいただいておきました。
#丹波市 #丹波市移住 #移住
================
たんば”移充”テラス 中川ミミ(39)
【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
そうこうするうちに、延期されていた緊急事態宣言が兵庫県でも解除され、おばあちゃんのマスクが必要なくなる日も近いかなと思うこの頃。すでにお待ちいただいている方も少なくないですが、移住相談の皆様を窓口でお迎えできる日を楽しみにしています。