ミミ家:DIYは続く…①
こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。
私が住まいるバンクで家を購入して入居するまでのあれこれをご紹介する「中川、家を買う」シリーズ。今回はDIYについてのお話しです。
前回「ミミ家:補助金を申請してみた」の最後で触れたポイントについて、それ以降の進捗を説明しておきます:
1.無事に工事が終わって補助金を受け取ることが出来るのか!?
3月末までの期限で申請していた2つの補助金対象部分の工事は完了!報告書も提出し受理されて、本日時点で1つは着金済み、もう1つは着金待ち状態。そして4月に入って申請したもう1つの補助金も交付が決まり、もうすぐ着工。このあたりの詳細についてはまた今度ご紹介しようと思います。
2.ぼんやり設定した、娘が小学校にあがる前の3月中に入居という目標は達成できるのか!?
こちらは達成できず!新しい住所を伝えてある小学校へは集団登校で行くので、集合場所まで毎朝車で送る日々笑
3.その後も続くDIYは何を?どんな風に?
今日はここのお話しを。
丹波での住まいを考える時に、譲りたくない条件として「長くDIYしながら暮らせること」というのを挙げていました。ここで言うDIYとは、家を直す作業というより私の趣味。だから作業自体を楽しめて、さらにその時間をたくさんの仲間や友人たちと共有できることが大前提でした。
自主施工部分をむやみに増やしてしまうと、自分のスキルレベルや興味の範囲、作業に割ける時間などの限界を超えてしまって、もはや楽しくないけどやらないといけない…という事態になりかねません。そんな気持ちで急いでDIYを続けると、仕事が雑になって仕上がりも中途半端どころか、材料を無駄にしたりやり直しが必要になったりする悪循環に陥ってしまう。特にコストを下げる目的でDIYを組み込むと引き起こされる、残念な現象です。
これまで、そんな状態になっている現場を何度も見たことがあって、さらに、あれこもれもやりたがる自分の性格も加味して、プロとDIYの作業分担にはかなり気を遣いました。まずは夫と2人で細かなことまで話し合い、自分で決めることと2人で決めることとプロに相談することを丁寧に見極めました。そのうえで設計士であり大工作業もできる、かつ作業経験のない人との家づくりの現場をいくつも一緒に作ってきた仕事でのパートナーでもある出町さんと、何度も話し合い軌道修正を重ねました。
住まいるバンクや移住相談窓口にも、古民家を手直ししながら住みたいがどこまでDIYでやれるのか?という質問が寄せられますが、必ずお伝えすること。それは適切にDIYするには知識が不可欠であるという点です。もちろん、同じ人間ですし情報収集能力を駆使すればなんでも自分で出来る。でも前述の自分のキャパに加え、材料調達、完成期限、資金、出来上がりのテイスト、機能としてのデザイン、法令や安全性など沢山の要素が複雑に絡み合っている住まいづくりにおいて、本当に自分に合った「プロ施工とDIYのバランス」を見つけるのは、至難の業。いや、今回の経験で、プロの仕事だと言っても過言ではないと思い至りました。
そんな下処理があって初めて実現したDIY、その内容についてはまた次回で詳しくご紹介したいと思います!
#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(42)
【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
一見ノリよく楽しんでるだけのように映る裏側には綿密な計画とプロの力があるという現実。たんば“移充”テラスでは、それを肌で感じる機会を用意しています。私もDIY大好き、やりたい!住まいるバンクで家を購入した!移住して古民家を直してる最中!そして移住した人や相談員ともっと話したい!という方、ぜひご一緒しましょう。
5月27日(土) 午前9時~午後3時 丹波市春日町 「古民家リノベ体験会」