こんにちは！月曜日担当の中川ミミです。

ちょうど昨年の今頃のことです。
親同士の仕事の場で集まったこどもたちの間で、ハロウィンパーティをする約束をしたとのこと。同じエリアに暮らしながらも何かと忙しい３世帯につき企画はオンライン会議で、もちろん子どもたちも参加の上で相談しました。その甲斐あって、こどもたちにとっても楽しい時間が過ごせたようでした。

そして今年のハロウィン前、最年少の男の子から一番お姉さんのうちの子宛てに「ハロウィンパーティをしたい。賛成ならオンライン会議をしたいがどうか？」という打診が。去年の会議に参加したもう１世帯にも声をかけ、今年から１年生になった２人と年長さんという３人がオンラインに集合しました。ただし、前回からそれぞれ１才大きくなったから、今回は会議の進行そのものを任せるという約束で。

過去に経験したことを踏襲するかたちで、相手の意向を聞きつつ事前会議を提案する年長さん
親がPCの準備をしているところに、誰に言われるでもなくメモ用紙と鉛筆を持ってきて準備する７歳児
自分の意見を言ったら、すかさず「○○はどう思う？」と相談をかける小学一年生

これはもはやコミッティ。昨年からパワーアップして会議が出来ていたことにも驚いたけど、それ以上にそれぞれがイニシアティブをとって他者と調整しそれぞれの役割を果たそうとする姿勢が見られました。また、オンライン授業がなくなってから小学校に上がった世代ですが、オンライン環境を会議のツールとして使っている点からも、やらせてみることの重要性を感じました。

とはいえそこはこどもなので、途中で変顔をしはじめて収集がつかなくなったり、それぞれの思い付きで画面に誰も映ってない時間があったりして、最後は半ば強引に終わらせた感じがしなくもない会議時間は合計２時間越え。それを見守っている私たち親にも葛藤がありました。

「場所より先に内容を決めたほうがいいんじゃない？」
「細かいルールは今ここで話し合うべき事じゃないよね」
「時間とか予算とか現実的に考えると、それは難しいかな…」
みたいな事が、ついつい頭をよぎって口をついて出てくる私たち。仕事じゃないし自分たちのことでもないのに、どうしても効率を求めてしまいます。画面の端に見切っているお互いの無言の時間から、こどもたちが自分たちでやるチャンスを奪ってはいけない！という、大人なりの頑張りが見え隠れ。最後は、こうやって一緒に時間を過ごし協力できる仲間がいる幸せが確認できた、という「成果」で納得することにしました笑

ちなみにこの３世帯ともに、移住者と地元出身者の夫婦。さらに子どもたちは全員ひとりっこで、丹波に暮らしながら初めての子育て真っ最中です。そんな等身大のお話しも、ぜひ窓口で聞いてみてください。

#丹波市 #丹波市移住 #移住

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たんば”移充”テラス　中川ミミ（42）

【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない！と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】
ちなみにこの時企画したハロウィンパーティは無事に開催。そのすぐ後にあったサジイチで再会した３人は、その場でクリスマスパーティの会議をしていました。イベント会場などでの移住相談に同行することが多いこどもコミッティのメンバーたち。ご相談の際にはぜひお子様連れでどうぞ。