相談員ブログ

相談員ブログ 2024.04.01
中川ミミ

おそろのちゃったT

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

先日、兵庫県躍動フォーラムというイベントに参加してきました。
兵庫県下で活動している人々が集まって意見交換をし、それを県職員たちがヒアリングすることで今後の政策に活かすという目的。約100人の参加者の中には、移住のお仕事でご一緒する面々や地域おこし協力隊時代の同期たち。次年度の県政の方針説明のあと、参加者によるディスカッションの時間がありました。集合写真からも、私がばっちり馴染んでいることが分かりますね!真っ赤なパンツだって、黄色とか緑の服の人もいるし、ぜんぜん場違いなんかじゃない!!

テーブルごとにテーマがあり、私が座ったのは一番最後の「地域振興」グループ。多自然地域でまちづくり活動をしている人から元町や三宮の商店街関係者、地銀や中小企業の社長など、他のグループに輪をかけて多様な立場、平均年齢40才前後メンバー10名。みんなで、要は「その他」枠だね、と笑いながらお話ししました。

ファシリテーターがみんなが取り組んでいる課題を引き出してくれました。
・都市部の商店街では空き店舗が目立つ。みんなで協力して盛り上げていく必要があるが、外から入ってきた新しい事業者が地域の活動に関わってくれない。
・淡路島で移住者にも人気があるが、空き家はあっても売りに出してもらえないから話が進まない。
・雇えるし雇いたいのに、地元出身者が都市部に出ていってしまい、人材確保がとても難しい。
・地域に暮らすママたちが活躍できる場が少ない。子育てしながら地域に貢献できたら、もっと良くなることも多いはず。
・少子高齢化の影響が生活の中に感じられ、あきらめ感が出て来ている。人口減少そのものではなく、社会の変化についていけないことが問題が起こる。正しく恐れることで適切な対策ができるはず(中川の発言)

これらを元にあれこれディスカッションすること約1時間、いくつか気づきがありました。
みんなが語るそれぞれの現状分析はてんでバラバラだけど、抽象度を上げて見なおしてみると共通点があること。暮らす地域や立場が違うから、課題も対応策の案も多様でしかるべき。そして理想の暮らしを実現するためには、バラバラに見える人同士が出会ってお互いから学び合うことも大切ではないか。

まるで、移住相談を受けながら教わってきたことが言語化された感じ。

ディスカッション最後の発表時、予期せず回ってきたマイクチャンスで「(地域単位でも、移住者個人でも)みんな違うのだから、出会うことで個々の力を高めつつれ、ぞれの場所で役割を果たす。それによってそれぞれの理想に近づけるのでは」と提案。わざわざ大げさなフォーラムを開かなくても、移住相談やまちづくり活動の現場にいる人たちはみんな分かってるな…と思いながらも、たかがされど、と代弁がんばってみました。

#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(43)

【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】
事後に開催された交流会。各テーブルを回ってきた知事は私を見るや「Tシャツ、着てるよ!」
1年半年ほど前の伏線が回収された「あれ、スポーツする時にすごく良くて、よく使ってる。ありがとうね」とのコメントに「これからの季節、丹波に来られたら、おろその人と出会えますね。沢山いますから!」とお礼を添えて。たかが相談員ブログされど…ということで知事、ぜひ丹波でトレランにパラグライダーにサイクリングに、いつでもどうぞ。

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