相談員ブログ

相談員ブログ 2024.04.18
菅沼加奈子

心にのこる変わらない風景

こんにちは!木曜日担当の菅沼です。

新年度になって2週間ちょっとが過ぎました。新生活を始められた方も、そろそろ落ち着いたころですかね?
うちは、夫が4月から新しい事業を始め、家族の生活スタイルもガラリと変わって、未だ落ち着かない日々を過ごしています。今の生活に慣れるのはもっと先になりそうです。

そんな中、変わらないのはこの時期に始まる田起こし。
私が住んでいる家は田んぼに囲まれていて、ご近所さんたちが田んぼの準備をするため、トラクターをガタガタと音を鳴らしながら家の周りを走っていきます。
そして道路には、田起こし後にトラクターが落としていった大きな泥の塊が落ちていたり、大きなタイヤの模様が描かれていたり。
息子が今よりもっと小さなころは、その泥の塊をみて「ぞうのうんちが落ちてる!!!」とびっくりしたことも(笑)

田起こしが終わると、田んぼに水が入り、田んぼの泥が落ち着いてくると、家の周りは湖のような風景に変わります。
本格的な田植えが始まるほんの少しの間だけ見ることが出来るこの美しい風景は、ここに住んでいるからこそ見ることが出来る特別な情景だなと、毎年感動します。
田んぼに空と雲が映り、まるで空に挟まれたような幻想的な様は、毎年見飽きることがありません。
この風景が今後何年先まで見ることが出来るのかわかりませんが、まだまだ小さな息子が大人になった時に時々思い出してほしいなと思う風景のひとつです。

きっと、移住されたみなさんも同じように、丹波市内の各所にそんな風景があったり、これから見つかるのかな?と思っています。
そんな機会を提供したく、今月開催する移住者交流会で企画してみました。

たんば“移充”計画「丹波の春を楽しむノルディックウォーキング」

丹波市に限らず、車社会の田舎で暮らすと歩く機会が減ってしまいます。
車だと見落としがちな風景も、歩いてみるとまた違った景色を見て感じることができます。

今回開催地となる「笛路村」は丹波市に住まれてる方でもあまり知られてない小さな村です。
知っていても、小道ばかりなので案内なしにはなかなか訪れにくい場所でもあります。
里山の原風景が美しく、きっと開催日には棚田には水がはられ、この時期にしか見られない更に美しい景色となっているはず!
そして、この風景を守りながら農業をされている農家さんの自然栽培の野菜を使ったお弁当も食べることが出来ます。

しかも、ただ歩くのではなく、両手にポールを持って歩くノルディックウォーキングという方法で歩きます。
北欧生まれのスポーツになるそうで、先日、下見で私も体験してみたのですが、何も持たずに歩くより、歩きやすい!
特に坂道は長く歩く下りでもすぐしんどくなるはずなのに、なんだかいつまでも歩けそうなくらいでした。
この不思議な体験も、楽しみにしていてください!

※まだ、参加申込可能ですが、お早目に申込されることをお勧めします!

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たんば“移充”テラス
菅沼加奈子

島根県益田市出身。
高校卒業後、田舎暮らしが嫌で進学を機に大阪へ。
2016年2月にパラグライダーをするために丹波市青垣町へ移住し、再び田舎暮らしスタート。
小学生の息子のお母さん・ハンドメイド作家

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当日は、参加者皆さんにそれぞれ好きな風景を見つけてもらって、そこでお弁当を食べるのもいいなぁ~。とワクワクしております。

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