相談員ブログ

相談員ブログ 2024.08.05
中川ミミ

恩師との再会

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

15才の時に高校進学で丹波市の実家を出てから約20年、国内外で転々と暮らしてきた私は、35才の時にUターン移住しました。それからもうすぐ10年が経とうとしている間に、空き家対策、移住促進、まちづくりへと活動の範囲も広がり、今では、多文化共生とか人権とかのテーマで講演したり、市長の通訳まで仰せつかったりするように。

こんな風に活動範囲が広がり、肩書が増えるのは、移住あるある。私の周りには、移住してあれこれ出来ることを手掛けるうちに「何屋さんかわからない」と思われているであろう人が沢山います。

そんななかでも、Uターンしたからそこ経験できるのが、かつての恩師に出会えること。
例えば先日、自治会マッチング(住まいるバンクを介して物件を契約される方とその不動産がある自治会の方とをご紹介する取り組み)で移住希望者のご夫妻をお連れした時の事。会場の公民館に到着したとき、奥の部屋から聞こえた声を聞いて、あらかじめ聞いていた自治会長の名前でもしや‥と思っていたのが確信に変わりました。

また別の日には、丹波市内の中学生に向け国際理解についてのお話しをした時、外部講師の私をステージに紹介してくださった先生が、実は私の中学校の時の音楽の先生だったり。移住相談窓口を訪ねてきてくださることもあれば、自分の子どもの関係で出会う先生たちが私の幼少期を知っているということもあります。

人口6万人規模のまちなので考えてみれば十分ありえるのですが、改めて再会を体験すると、不思議なご縁を感じてしまいます。そして何より、皆さんが懐かしんで昔のことを話したり、最後は決まって熱のこもった応援をして送ってくださるのが、ちょっと恥ずかしいけど嬉しいものです。私の同級生には、先生になんて会いたくないと言う人もいるけれど、遠くに出て行って帰ってきた私からすると、心機一転チャレンジしようとおもって暮らしているこのまちで、親以外にも見守ってくれる人がいるようで、ありがたいこと。もはや私を知っているみんなが応援してくれてる!くらいポジティブに解釈して、また新たな再会を楽しみにしながら暮らしています。

#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(43)
【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
ちなみに自治会マッチングで再会した先生は、中学校の頃の部活のコーチ。大きな大会前にけがをした私を、めっーーーちゃ叱って運動の世界の厳しさを教得てくださった。おかげで英語の道に進むことを決断することができた、文字通りの恩師。ちゃんとお礼を言う機会に恵まれたこと、Uターンの役得。

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