こんにちは！月曜日担当の中川ミミです。

今回は物件案内の旅、第二段。

丹波市への移住を検討していて、物件を見に行こうと思われている皆さまの「何から始めればいいの？当日はどんな感じになるの？」という疑問を解消すべく、先日実際にあった物件案内の様子をレポートします！

※事前準備から物件に到着するまでのお話は、前回の「丹波市をぐるぐる！物件案内の旅①」でご紹介しました。

そしていよいよ物件に到着！

①駐車

田舎だから車を停める場所に苦労はしない…とはいえ、目的地はまだ他人様の持ち物。近隣迷惑も考慮して、できるだけ敷地内に駐車します。車庫など使える状態の場合は良いのですが、公道に面していない家、町の中で駐車スペースに限りがある家、入れても回れないからバックで出ないといけない家など、場合によって運転テクニックが求められることも多々。スタッフの誘導に従ってくださいね。

②入り口は玄関とは限らない

古い家の鍵は内側からしかかけられなかったり、長年空き家状態のため所有者も鍵を紛失されていたり、はたまた物件によっては施錠すらされておらず倉庫のシャッターをあけて入ることも。物件ごとの事情がありますが、それもご愛嬌と広い心で内覧に臨んでください。

（物件の裏手にある倉庫のシャッターから入る家。玄関のカギは内側からしか開けられないのが古民家あるある）

③においを嗅ぎ、肌で感じる

家に入った瞬間、家の内部の空気に慣れる前に、鼻から息を吸いましょう。カビ臭くないか、湿気でじめじめしていないか、確認します。長く締め切られた室内がどのような状態にあるかが、快適に暮らすために何をどう改修すべきかのヒントになります。

④スリッパ

住まいるバンクでご紹介している物件の多くは、きちんと管理され掃除も行き届いたきれいな状態にあるのですが、時にホコリやクモの巣、雨漏り、動物が侵入した形跡などが見られることも。どちらにせよどなたかの家にお邪魔するわけですから、スタッフが準備するスリッパを使って見学してください。

（老朽化が激しいなど所有者さんから土足でお邪魔することもありますが、畳の上ではスリッパを脱ぐのが基本です）

⑤自由見学
建物は自由に見て回ってください。内側だけでなく、敷地内であれば外もぐるっと回っていろいろ確かめて。入居される方の人数や家族構成、居住用か作業用かなど用途、必要な設備と快適と感じる気密性等性能…個人の理想の住まい方を想像しながら、間取りを確認しましょう。築年数や空き家歴など、気になることは何でもスタッフまで。

ここで、内覧の時に確認すべきポイントの一例をご紹介。

・雨漏りの有無を探します。事前に判明している場合はスタッフがご説明しますが、新たに発生して屋根等の修理が必要になっているかも。天井材の破けやシミ、変形などを目印に。

・動物のあしあとや糞があるなど、侵入した形跡を探します。どこかに入り口があるとしたら、ふさぐ必要が出てきます。

・虫食いのあとも探します。木造住宅なら、柱や床の角、畳の上に敷かれたカーペットの隅をめくってみましょう。小さな穴や細長い模様、細かな木くずがあると要注意。

・夏の暑さ、冬の寒さを感じましょう。人が暮らすと、換気や荷物などで少しはやわらぎますが、実際の暮らしをイメージしながら温度を感じてください。

・残された家財道具は原則、元の所有者が撤去されます。捨てられる前提ですので、残しておいてほしい家具などがあればリクエストできる場合も。

（よく倉庫の軒先で見かけるツバメの巣。５月ごろは居住者ありの場合も）

他にも、付属建物の有無や立地など、物件によって確認すべきポイントは増えたり減ったり変わったり。これらポイントは同行するがその場であれこれ補足説明をしますが、なんでも聞いて、写真もとって、しっかり検討されることをお勧めします。

次回、広い市内で別のエリアも検討するため次の物件に移動。家の外の様々な条件から住まいを選ぶことについてご紹介します！

#丹波市 #丹波市移住 #移住

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たんば”移充”テラス　中川ミミ（39）

【プロフィール】

エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない！と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。

【ミミより情報】

間取り好きな私にとって、物件のご案内はとても楽しいお仕事の一つ。いろいろ説明しながら、あたかも自分が暮らす前提で、この壁を取っ払って…キッチンからテラスを伸ばして…この部屋は趣味に使って…と妄想してます笑