忘れかけてた「偶然」の楽しさ
こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。
新米に続き、栗、黒豆、小豆が出回る丹波市の秋。
たくさんの美味しいものにワクワクする一方で、今朝の車の温度はついに10度をマーク。今月は2回も東京出張がありましたが、夜遅くに到着する電車を降りた瞬間の寒さで、忙しくしている間にも季節が巡っていることに気づかされました。
その東京出張、実に2年ぶりです。
コロナ前は年に数回行われていた移住フェアへの出展が目的です。全国の自治体から私たちのような移住相談員や市役所職員が集まって展示会形式で対面相談をするのですが、期間中1万人を超える不特定多数の人間が県境をまたいで移動し屋内会場に集まり対面で話したり交流をするというスタイル故に、多くが開催中止になったりオンライン開催に切り替わったりしました。綿密な感染症対策で開催された今回、全盛期ほどの規模ではなかったものの、たくさんの方とお話することが出来ました。
コロナパニックが始まる1年も前からZoomを活用していた私たちにとって、移住相談も自治会マッチングも、オンラインに切り替えることに抵抗はありませんでした。しかしそれらは全て、あらかじめアポ調整したり、話し合う内容を決めたり、お互いのことが分かっていたり。相談員にとっても相談者にとっても簡素で楽なのですが、新しい出会いのドキドキが欠けているような気がします。
沢山ある出展地域の中から、ふと目に留まったブースに立ち寄ってみて、たまたま居合わせた相談員と話が合った。壁に掲げてある写真やポスターが気になって話をしてみたら探していた情報だった。ふらっと立ち寄って出身エリアのブースを除いてみたら、移住もいいかもと思うようになった。などなど、久々に参加したフェアで思い出したのは、こういう偶然の出会いの楽しさ。
場があるからこそ、おぜん立てしたのではない、出会いとか発見があるように思います。今回ご縁あってブースでお話した皆さんにとっても、素敵なきっかけになるといいな。ふと思った週末でした。
#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(40)
【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
緊急事態宣言が解除されてから、移住相談窓口は通常営業に戻っていますし、市内でもイベントが再開されるようになってきました。イベント情報などでご案内しますので、ぜひ足を運んでみてくださいね。