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イベントレポート たんば"移充"計画 2025.03.29

|開催レポート|たんば”移充”計画「発酵マニアに教わる!醤油麹ワークショップ」

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たんば”移充”計画では、丹波市へ移住された方が、地域に根付いてより豊かな暮らしをするお手伝いをするため、交流会を実施しています。


2024年11月30日(土)「発酵マニアに教わる!醤油麹ワークショップ」を実施しました。

便利な世の中、いろんな合わせ調味料が販売されていてこれ一本で味付け完了!みたいな商品もたくさん。
でも成分表を見てみたらよく知らない名前が書いてある。

それに、田舎暮らしの憧れの一つでもある味噌作りやお漬物、梅酒など、
昔のおばあちゃんがやってたみたいに自分で作ってみたい!という人も多いと思います。

今回は手づくり調味料を作れるイベントを開催しました。

イベント詳細はイベントページにて!

麹好きが集合

イベント募集開始後すぐに満員御礼となった今イベントの参加者は、移住後の方が7名、移住前の方が3名、スタッフ1名の合計10名。
「醤油麹を作ってみたかった」
「甘酒も挑戦してみたい」
「とにかく発酵食品が好き」
と、ほとんどの方が自己紹介でそう話してくれるくらい、麹や発酵食に興味のあるかたばかりが集まりました。

醤油麹はすぐに出来てしまう。ということで、まずはそんな皆さんの麹への興味と質問にしっかり答える時間から始まった今回のイベント、
講師の本間速さんを中心に麹の話から、発酵の話と話の輪が広がり、誰の話も尽きません。
本間さんも、本当に麹が好きなので、とても楽しそうにいつまでもいつまでも麹の話をしてくれます。

言葉には出来ないくらい簡単にできるんです

ひとしきり麹や発酵について語り合ったところで、いざ今日のテーマである醤油麹作りへ。

各自本間さんから今出来上がったばかりの麹を受け取り、まずは麹の味見。
出来立ての麹は栗のようなほくほくとした食感で、味も栗のような優しい甘み。
一口食べると、
「止まらなくなるね。」
「醤油麹に使うのがなくなりそう!」
と、麹を摘まむ手が止まらなくなります。

麹菌は強いようで弱いそうで、冷凍したくらいではしなないけど、醤油やアルコールには弱い。
酵素を分解する力があり、甘みを作る力が強いその酵素が残るから、麹菌がしんでも、お肉が柔らかくなったり旨味が出るんだそうです。

醤油麹の作り方は、
まず、消毒した容器やジップロックに麹を好きなだけ入れます。
そこに濃い口しょうゆを麹がひたひたに隠れるくらい入れます。
ちょっと待つと麹が醤油を吸ってひたひたではなくなるので、醤油をつぎ足します。
蓋を閉めます。
終わり。

ともう、ほんとにびっくりするくらいに簡単!
といっても、食べられるようになるのは2週間後なので、
その間は常温保管し、2~3日に一回は混ぜたりジップロック保管の場合はもみほぐしたり。
出来上がりは今よりトロっとした感じになるので、あとは冷蔵庫に入れて様々な料理に使えます。
2~3か月は持つようですが、使い切るまでに、麹と醤油をつぎ足して使い続けることも可能!

美味しすぎる甘酒をいただきながら歓談タイム

歓談タイムでは、本間さんが作った甘酒をいただきました。


この甘酒のあまりの美味しさと今まで飲んでたものと全く違うことから口にした瞬間に
「え?これなんだっけ?」
と軽くパニックになる方も!

ご自身でジェラートの商品を作っている参加者は、この甘酒で閃いたことがあるようで、コラボ商品を作りたい!
と、他の参加者さんも交えて新しいジェラートを一緒に考える場面もありました。
近い将来、販売されるかも!?

また、移住先輩から間もなく移住してくる方に、移住して来たら連絡きてね。一緒に田舎暮らしを楽しもう!と連絡先を交換される方や、
一緒に記念写真を撮られる姿などもあり、たくさんの縁が繋がったイベントとなりました。

そして
「甘酒の作り方を教えてもらったけど、これは買った方が美味しいわね。」
と参加者のほとんどの方が買われて行きました。

たんば”移充”計画とは

丹波市への移住希望者や移住された方が、地域に根付いて豊かな暮らしのお手伝いをするために、交流会を実施したり、移住者向けのおすすめ情報などを発信するプログラム。

詳細や過去の開催レポートは「たんば”移充”計画」からご確認ください。

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開催されたイベントの様子を、参加した相談員の視点でレポート!
興味の湧くイベントが見つかったら、チェックしていこう。