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イベントレポート たんば"移充"計画 2019.04.05

|開催レポート|たんば”移充”計画 第5回交流会「ようこそ丹波へ!ランチ会」

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「たんば”移充”計画」では、丹波市へ移住された方が地域に根付いてより豊かな暮らしをしていただくために、移住者と地域の方との交流会を実施しています。

今回のたんば”移充”計画は、「ようこそ丹波へ!ランチ会」です。
最近丹波に移住した「移住同期」との出会いを楽しむ交流会を開催しました。

 

当日集まった参加者は、Iターン12名、Uターン1名、孫ターン1名、地元住民3名、子ども7名、スタッフ4名の、合計28名でした。途中で様子を見に来た人や別件を兼ねて立ち寄った人達を含めると30人を超える大所帯でしたが、会場の春日町中山にある「牛舎館」周辺は農地に面した立地という事もあり、イベント中は終始ゆったりとした時間が流れていました。

みんなで作るかまどご飯と豚汁ランチ

どこかのレストランでお食事もいいけど、どうせなら体験したい!過去の交流会で挙がったリクエストに応える形で、参加者で作って食べるイベントにしました。材料は主催者が準備しますが、作業はみんなで行います。しかも地元の農家Hope Farmの小橋さんご指導のもと、かまどを使います。

参加者全員の自己紹介を済ませると、お互いに聞いてみたいこと話してみたいことが思い浮かんだ様子で、自然にやってみたい持ち場につく参加者。雨が降ったり止んだりのお天気なので、時折、雨宿りして会話を楽しみながら作業を進めます。

かまど担当の小橋さんが「火を起こすのは簡単でも、ご飯を炊く時の火加減が難しいんや」と熱心に指導していたのは、4月から今春開校する農の学校に入学が決まっている参加者。脱サラして農業に関わる仕事に就くため丹波に移住してきたばかりです。農家として働くことについてだけでなく、丹波市の農業の状況や農業に関するお仕事など、幅広いテーマでお話に花が咲いていました。

今回の参加者で最も丹波暦が短かったのは、2週間前に東京から移住されたばかりのご夫婦。IT系のお仕事をされていたとのこと、餅つきにチャレンジしたら「マウスより重いもの持ったことありますか!?」と冗談まじりの応援を受けながら、さっそく出会ったたくさんの移住同期との時間を楽しんでおられました。

仕事の合間を縫って日帰りで奈良からわざわざこのイベントのためにだけ駆け付けてくれた若者カップルもいました。青垣町におじいちゃんの家がある、いわゆる孫ターン。「丹波に移り住んでゲストハウスをしてみたい」と夢を語ってくれたので、移住相談員でもある主催者はすかさず、空き家を活用してシェアハウスを開いた人、自治会や近隣住民との付き合いについて相談できる地元住民などをご紹介します。たまたま居合わせた参加者同士のつながりを演出するのも相談員がいるイベントならでは。

お子様連れの参加者も多く、お母さんと一緒に野菜を切る子ども、水たまりや周辺の草木で遊ぶ子ども、作業中のパパさんの背中で眠ってしまう子どもなどなど、大人がみんなで子ども達を見ている和やかな雰囲気が出来ていました。スタッフも子育て世代ということもあり、田舎での子育てに始まり丹波だからできる安全な食生活に至るまで、あちらこちらで子育てトークが聞かれました。

今回最年長だったのは70歳代のご夫婦。ご自身で構えた都心の家と、長らく空き家になっていたご実家の間で二拠点生活を楽しんでいるけれど、もっと他の移住者とも出会ってみたいとご参加くださいました。お孫さんほどの年齢の子どもをあやす場面あり、お子さんほどの年齢の大人と会話する場面もありで「新聞(に掲載されていた告知記事)を見て来たけれど、丹波でこんなに色々な人が活動されているとは知らなかった。これからこちらで時間を増やす予定なので、また同じような機会に参加できることを楽しみにしています」と話してくださいました。

 

里山散策

後半は牛舎館から歩いて行ける範囲をぶらりと散策。雨がぴりぴり(※ぱらぱら、ポツポツ雨が降っていることを表す丹波のことば)降ったり止んだりしていたので、中山から東へ旧道を歩きます。できるだけ自然な工法で作るお茶屋さん、ふきのとうやのびるを道端に見つけつつ、若い移住者がDIYでつくったカフェ、自宅の一角に窯を構えた陶芸家、これから地域の拠点として改修作業が始まる茅葺古民家などを見てまわりました。

これから丹波でどんな暮らしがしたい??

今回は本年度最後の交流会という事で、丹波での暮らしでチャレンジしてみたいことについて語り合い、ご意見を聞かせていただく時間を持ちました。個人的なことからみんなと共有できるものまで様々でしたが、移充計画ではこういったご意見を参考に、来年度も引き続き移住して間もない方々への暮らしのサポートを行います。私もこんな事してみたいと思っていた!という方はどなたでも、オモシロアイディア大歓迎です!

今回あがった声をご紹介します。今後イベントとしてご紹介するかも…。
・丹波で購入した古民家の改修をDIYでやりたい。ワークショップとかでいろいろ学ぶ機会があればいいな…
・大路には有名な竹かご職人がいると聞いたが、それを体験してみたい!
・暖かくなってきたので家庭菜園を本格的に始めたい。誰か指導してくれる人はいるかしら?
・安全な食についてのイベントをするので、ぜひ来てください!
・子どもを安心して山のなかで遊ばせられる環境がほしい。市内で同じように考えるママやパパと繋がりたい。
・何はなくとも、またこういうメンバーで集まりたい。バーベキューしましょう!?

 

\\たんば“移充”計画とは//

「たんば“移充”計画」では、丹波市へ移住してきた方が、地域に根付いて理想の暮らしをするために
移住者と地域の方との交流会を実施しています。詳細は「たんば“移充”計画」からご確認ください。

過去の交流会はこちら>>

|開催レポート|「たんば”移充”計画」第1回交流会 野菜収穫&ベジカレー作り

|開催レポート|「たんば”移充”計画」 第2回交流会 「竹岡農園さんと里山ピクニック」

◆|開催レポート|「たんば”移充”計画」 第3回交流会 「Uターンナイト」

|開催レポート|「たんば”移充”計画」 第4回交流会 「自家製手作り味噌ワークショップ」

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