相談員ブログ

相談員ブログ 2022.08.15
中川ミミ

大人の階段を上ったお盆

こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。

前回は、ホタルの時期に体験した田舎暮らしの貴重なひとこまのお話しをお届けしましたが、あっという間に時間が流れ、もうお盆ですね。

今朝は高速(いつも地図を見ながら「無料区間です」とご紹介している舞鶴若狭自動車道のこと。私は青垣から氷上まで通勤で利用しています)ですら、心なしか車が少なく感じましたが、移住相談窓口はお盆期間中も稼働しています。

窓口に詰めている今日明日、娘はまだまだお盆休みのため、友人宅と実家に1日ずつ預ける予定にしていました。が。今朝早くに娘が中耳炎のような症状を訴え急きょ自営業の夫が病院へ向かったうえで友人宅へ。さらに母親が濃厚接触者となり幼馴染ファミリーにお世話になることに。さらには週末の間も両親に代わって、長男の娘としてお坊さんのお迎えとお墓参りと初盆を迎える親戚へのご挨拶と…を、親に何度も電話しながらこなしました。まさに突然、大人の階段をひとつ上がらざるを得なかった体験です。

あわただしくしている合間に脳裏をよぎったは、私の周りにいる移住者の友人たちのこと。
彼ら彼女らは、自営業で身軽な人は多かったとしても、とっさの対応として子どもを預けられる実家や幼馴染は近くにおらず、公共・民間のサービスやここで見つけた友人を頼るほかありません。冠婚葬祭に関しても、自分が育った地域の常識と違う場合も多く、気軽に相談できる年長者は貴重な存在だと思います。それらがほぼ揃っている私ですらバタついて、なんとかなんとか事なきを得たのは、とてもありがたいことです。

そしてこれまで以上に、移住前から地域でつながりを持ってもらうことと、移住後のサポートの大切さを実感しました。移住のお手伝いをした方々には、いざとなった時に備える意味でも、せめて情報を集めるだけであっても、気軽に相談して欲しいと改めて思いました。

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たんば”移充”テラス 中川ミミ(41)

【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
移住後のサポートの一環として提供しているのが「たんば移充計画」の交流会。丹波ならではの暮らしを体験してもらいながら、移住同期とのネットワークを広げてもらう目的で毎年5回ほど開催しています。もうすぐ参加者募集をスタートしますが、楽しい企画が目白押し。私まで今からワクワクです!

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