竹林整備マスター誕生

こんにちは~。井口です。
先日の日曜日はイベント、竹林整備マスターになろう!をやってきました。
前日の予報では一日雨。それでも参加者全員出席されて欠席者ゼロ。
皆さんの竹林整備への並々ならぬ気合いを感じましたね。

今回の講師はマリオさんこと山崎春人さん。
全然どうでもいい話なんですが、実はマリオさんはうちの親父と同じ年でして、どうしても比較してしまうんですね。
なんでマリオさんはこんなに元気なんだろうか?と笑
しゃべり方からしてハキハキレベルが違うんですよね。僕も体動かしながら年くおうと毎回会うたびに思います笑
そして今回、木の駅プロジェクトから阪口明美協力隊に参加いただき、ヘルメット等の備品調達やイベントの共同開催をしてもらいました。
めっちゃ助かりました。

竹林整備マスターになるべく、枝の払い方とかそういった初歩中の初歩な話から、

ロープを使って倒したい方向に倒す方法、

受け口、追い口で狙った方向に倒す方法等、事細かにレクチャー。そしてすぐ実践笑
三チームに分かれて作業開始。
途中、雨脚が強くなってきて、写真をずっと携帯で撮ってたんですが携帯のロックがとけなくなったり、雨のせいで写真がぼけまくったりで全然ちゃんと記録が残せず笑

もはや何が原因でボケてるのかわからなくなるくらい雨降ってたんですが、皆さん黙々と作業。
13:30~16:30の間で、途中休憩したのは10分だけ。ひたすら作業してました。
環境が逆に過酷すぎて楽しくなってきたのか、参加者同士で色々教えたり、話してたり。


とても楽しそうに会話されてるのが印象的でした。環境がめっちゃ過酷なのに、ですよ笑
過酷だから、なのかもしれません。
個人的な主観ですが、過酷な現場って燃えますよね。

今回、一番皆さんが熱心に学ぶことになったのは意外にもロープワークの“もやい結び”。
小さくなることがない輪っかができる結び方なんですが、ロープを使う場面においてとても重宝します。
消防やレスキュー等、救助の場面でも使われる結び方。竹林整備を引き上げたあとも補講が開催されました笑
今回、参加者は丹波市内からはIターンの方、Uターンの方だけでなく地域の自治会長も参加してくれました。丹波市内だけでなくお隣の丹波篠山市からや養父市、岡山県美作市と遠方からも参加が。
何の脈略もなく参加されてるのかと思いきや、実は20年ほど前に大学でマリオさんの教え子でしたとか、阪口さんにチェーンソー講習でお世話になったんですとか、参加者と参加者が実は前職の同僚でしたとか。ほとんどが何かしらのつながりがあってのご参加でした。世間は狭い。
自宅の竹林をなんとかせねばという人もいれば、地域内の竹林をなんとかしたいという方もいて。
放置された竹林はやはり、そこかしこに存在するのが実際のところ。
竹も木と同じ理屈で、昔は農業資材や村の行事で頻繁に使われることから、農家をする上で自分で所有しているのが都合がよかった時代があり。
それが産業が発達する中で金属にとって代わったりし、利用されることがなくなってきて放置されるようになってきたという背景があるなんていう話もよく聞きます。

放置された竹林が世の中に沢山出てきている中、逆に竹の良さが見直されてきたりしてるのも事実。
細かく砕いたパウダーが土壌改良材になったり、国産メンマを普及させようという動きも出てきたりしています。どこも同じように問題を抱え、解決の糸口を探っています。
今回、全て手作業で進めたこともあり、思うように整備が進まず。
春のタケノコまでにもっかい集まろうかという話があがり、近々また集まることになりそうです。
ほんと、過酷すぎてテンションあがった結果なんじゃないかと思っています笑
今回、唯一の心残りは、最後の一杯飲みまで企画していればよかったなと笑
実際に自身が出来るかはさておき、今回で12名の竹林整備マスターが市内外に誕生しました。
どう整備すればいいかはもう皆さんご存じですから、うちの竹林も整備したい!うちの集落の放置された竹林なんとかしたい!という方は是非、今回参加された方々に話を伺ってみてください。
最後に、今回会場をご提供いただいたN家の皆様、ありがとうございました!
では!
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たんば”移充”テラス「Turn Wave」
裏方担当 井口元(37)
~プロフィール~
大阪市生まれ吹田市育ち。
ひょんなことから2012年12月に丹波市へお引っ越し。
株式会社ニュービレッジ計画発起人。二児(4歳娘、1歳息子)の父。
~最近の一コマ~
竹林整備で普段使わない筋肉が筋肉痛。
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