ミミ家:リフォーム計画
こんにちは!月曜日担当の中川ミミです。
私が住まいるバンクで家を購入して入居するまでのあれこれをご紹介する「中川、家を買う」シリーズ。これまで、住まい選び、自治会マッチング、契約について書いてきました。
ひと段落ついたので、バックナンバー置いときます:
0.中川、家を買う。
1.選ぶより前に選ばれる
2.自治会マッチングを受けました
3.いざ、契約!
そして今回はいよいよ!みんな興味津々!?リフォームについてのお話しです。
家族で暮らすための物件を250万円で購入したことは前回お話ししましたが、すぐには住み始められません。そもそも給湯器が壊れているし、シロアリ住んでる(そうです、現在進行形)し、何よりもあっちもこっちもカッコ悪いし。
私が大好きな日本家屋の「ポテンシャル」を感じて購入したものの、理想には程遠い状態だったため、リフォームというさらなる投資をする前提。ただ、どこまで(金額、工事規模、工期)するかは未定だったので、早速駆け込んだのはSAJIHAUSの出町さんのところ。
衣川会館ほか地域拠点施設としてNPO法人佐治倶楽部が運用している建物のリフォームを手掛けた人で、私は彼のデザインが大好き。古いものと新しいもののバランス、程よく残される古民家らしさ、不必要なものを取り払ってシンプルにしつつも(少なくとも私にはそう見える)、手を加え過ぎずに叶えられている機能性などなど、私の好みなので、自分の家は絶対彼にお願いしたいと心に決めていました。
ひとことにリフォームと言っても、住める状態にするための機能回復の工事から、好みの間取りやインテリアにするための装飾部分まで、物件と購入者の組み合わせによって内容は様々。
我が家の場合の必須条件はこんな感じでした。
・砂漠気候の土地で生まれ育った夫の弱点「湿度」をコントロールできること
・身長のある夫がストレスなく暮らせるよう、間口やカウンターを高く持てること
・補助金をフル活用しつつ、長くDIYしながら暮らせること
これに加えて、薪ストーブを設置したい、猫と暮らしたい、大人数で使えるアイランドキッチンとダイニングが欲しい、断熱性能を向上させたい、できれば自己資金部分を購入金額程度に抑えたい、娘が小学校に上がる前には入居したい…などこまごまとした補足的リクエストと組み合わせ、あれこれ相談に乗ってもらって、図面を何度も調整してもらいました。
参考までに、設計と予算調整の過程で諦めたり延期したことを、その理由とともにご紹介します。
・外気温の変化を利用して換気と屋内の温度と湿度を調節するダクトシステムの導入
→後でもここだけ別途施工出来るとのこと、入居には必要ないので先送りに
・せっかくの屋内駐車場なので、中川サイドのみリモコン操作のおしゃれなガレージシャッターを設置
→見積をお願いしたら270万円…家より高い贅沢をするほどの余裕はなく却下笑
・床下の湿気と温度調節のためにもコンクリート基礎を敷く
→畳をめくったら予想以上にきれいな状態だったので対処の必要なしと判断
・断熱処理の範囲
→リビングダイニングなど温かさを保ちたいエリアを限定して箱のように囲い、普段から人がいない部分は対象から外すことで無駄とコストを下げる
こうして出来上がったリフォーム計画。ここから怒涛のDIYが始まるのですが、その前に次回は補助金申請についてご紹介します。
#丹波市 #丹波市移住 #移住
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たんば”移充”テラス 中川ミミ(42)
【プロフィール】
エチオピア生まれ丹波市青垣町育ち。世界各地で学び働き暮らして、2015年から再び丹波。仕事にも子育てにも、妥協しない!と日々奮闘中。一般社団法人Be 代表理事。
【ミミより情報】
そんな出町さんから直々に指導を受けながら、古民家リノベーションを体験してみるイベントがあります!毎回大人気なので今回は枠を多めに準備しました。住まいるバンクで家を買った人、移住後にリフォームしている人、同じくらいの時期に移住した「移住同期」に会いたい人など、どなたも要チェック!
2月23日(木・祝):古民家リノベ体験~仕上げ作業編~